栄養管理/ビタミン

ビタミンB3の効果・不足・過剰摂取(2ページ目)

ビタミンB3の働き、ビタミンB3が不足したときの症状、欠乏しやすい人の傾向、栄養素の推奨量と国民の平均摂取量、過剰摂取した場合の影響、食品が含む栄養素量など、具体的な数値を示しながら分かりやすくまとめました。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

ナイアシンの推奨量・摂取量

ナイアシンの推奨量は女性(30~49歳の場合)は12mgNE、男性(18~49歳の場合)は15mgNEです。性別・年齢別に上限量が設けられています。平成18年の国民健康・栄養調査によると、女性は平均で13.5mgNE、男性は平均で16.3mgNE摂取していると報告されています。平均摂取量は推奨量を充たしています。mgNEとはニコチン酸相当量です。

ナイアシンを多く含む食品

肉、魚、豆類、ピーナッツなど。ナイアシン含有量の例は以下の通り。
牛肉(ハンバーグ1個分、100g) 4mgNE
まぐろ(刺身4切れ、50g) 7mgNE
ピーナッツ (10さや、可食部20g) 3.4mgNE

注)食品に含まれる各栄養素の目安量(ハンバーグ1個など)はガイドの個人的な判断です。食品の重さに基づいた栄養素の量は文部科学省の食品成分データベースを使用して求めました。
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