栄養管理/ビタミン

ビタミンB1の効果・不足・過剰摂取(2ページ目)

ビタミンB1の働き、ビタミンB1が不足したときの症状、欠乏しやすい人の傾向、栄養素の推奨量と国民の平均摂取量、過剰摂取した場合の影響、食品が含む栄養素量など、具体的な数値を示しながら分かりやすくまとめました。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

ビタミンB1が不足する可能性がある人

糖質(白米、麺、甘いものなど)を多く食べる人、アルコールをたくさん飲む人、長期に渡り透析をしている人。これらに該当する人はより多いビタミンB1の摂取が勧められています。また生魚を大量に食べる人も上記の理由で不足する可能性があります。

ビタミンB1を多く含む食品

精製されていない穀物(玄米、小麦胚芽など)、ナッツ類、豚肉、卵、豆類(いんげん豆、えんどう豆、大豆など)。ビタミンB1含有量の例は以下の通り。

  • 豚ヒレ(3切れ、90g)1.1mg、101カロリー
  • ピーナッツ(ひとつかみ、20g)0.17mg、112カロリー
  • 玄米 (茶碗1杯、160g) 0.26mg、264カロリー、
  • 胚芽米(茶碗1杯、160g) 0.13mg、267カロリー

注)食品に含まれる各栄養素の目安量(お浸し1人前など)はガイドの個人的な判断です。食品の重さに基づいた栄養素の量は文部科学省の食品成分データベースを使用して求めました。
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