栄養管理/栄養管理の基礎知識・食事バランスガイド

体に栄養が必要なわけ

そもそも栄養とは何なのでしょうか? 栄養が持っている私たちの体への役割と、栄養が不足してしまったときに考えられる悪影響を知り、まずは栄養の大切さを理解しましょう。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

栄養ってなぜ必要?

食事は健康の基本です
栄養とは、人間の体を作り、私たちの活動に欠かせないものです。

ダイエットをしたり、忙しさにかまけて食事を抜いたり減らしたりすると、体や機能を維持するための栄養が不足して、悪影響が出ます。例えば、カルシウムが不足すれば骨の形成が、たんぱく質が不足すれば臓器、爪、髪などの形成が上手くいかなくなります。体の活動の源であるエネルギーが不足すれば、体や脳に栄養が上手く行き渡らないので、ぼーっとしたり、だるくなったりします。

栄養はただ摂ればいいと言う訳でもありません。栄養のバランスが悪いと、体の調子が悪くなったり、体の発育や維持に支障がでたり、心・体・頭の元気がなくなったり、病気になったりします。今の世の中には、食品が溢れかえっています。日ごろから栄養バランスに気をつけなければ、脂っこいもの、甘いもの、アルコールなどを摂りすぎて、豆、野菜、海草、果物、魚など健康に欠かせない食品が不足してしまいます。健康は意識して努力しなければ手に入れることはできません。

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