海水浴やプールなどで、夏に注意したいアレルギー

夏の注意すべき蕁麻疹などのアレルギー

夏の注意すべき蕁麻疹などのアレルギー


これからのシーズン、海水浴やプールに出かけることがあるかと思います。今回は海水浴やプールに関係が深い、アレルギーや病気についてご紹介しましょう。

<目次>  

蕁麻疹……夏に多い寒冷蕁麻疹・温熱蕁麻疹など

なぜ、じんましんが起こるの?』で説明しましたが、食べ物だけでなく物理的な刺激で「じんましん」が出てしまうことがあります。特に夏場に海水浴・プールで問題になりそうな「じんましん」にも色々な種類があります。

■寒冷蕁麻疹
夏とはいえ、海水、プールの水は体温より低いことが多いので、冷たい刺激で、「じんましん」が出てきます。水に入って「じんましん」が出てきたら、寒冷蕁麻疹かもしれません。

■温熱蕁麻疹
夏の暑さで、暖かい刺激で、「じんましん」が出てきます。水に入っていないときに、「じんましん」が出てきたら、温熱蕁麻疹かもしれません。

■光線蕁麻疹
夏の日差しで「じんましん」が出てきます。日焼けしていたら、「じんましん」が出てきたら、光線蕁麻疹かもしれません。

■コリン性蕁麻疹
運動または体が暖かくなって汗をかくと、小さな赤い点々のような湿疹がでてきます。痒みや痛みがあります。泳いだ後に「じんましん」が出たら、コリン性蕁麻疹かもしれません。

このように、様々な原因で、「じんましん」が発症します。原因が何か見つけるためには、いつ、どこで「じんましん」が出てくるかが大切です。
 

気管支喘息……水泳は改善に有効だが塩素には注意

運動で喘息が起きるのはなぜ?運動誘発喘息』で説明しましたように、水泳は喘息にとって負担の少ない運動です。

ただ、プールの場合、『アトピーでプールに入るときの注意点』として、塩素による気道への障害も報告されていますので、海水浴の方がいいかもしれません。

喘息の治療に、「喘息キャンプ」と言って、夏季の集団合宿を、地方自治体や病院施設で実施されています。喘息の子供の発作への恐れや生活の制限、制約を除き、鍛錬(たんれん)する機会を与え、自立と喘息発作の自己管理、集団生活のマナーを学ぶのが目的です。水泳が喘息に負担の少ない運動であることから、よく、水泳をプログラムに入れていることが多いです。

アトピー性皮膚炎……湿疹がある場合はケアを

夏の海水浴にもご注意を

夏の海水浴にもご注意を


水でアトピーが治るの?』『アトピーでも海や川に行けるの?』でも説明しましたが、海水は、海水に含まれるミネラル(塩分)などが皮膚よく、塩分のため細菌が繁殖できず、殺菌・消毒作用があると言われています。何よりも、自然との関わりが大きいですね。以前、『キレイ好きはNG?衛生環境でアトピー増加 』で説明しました衛生仮説(きれいな環境がアレルギーを起こす)から見ると、海水には様々な微生物が居ますから、病気を起こさないのなら、アレルギーを抑える可能性があります。

海水の塩分のため、細菌は繁殖しにくいのですが、腸炎ビブリオという菌は、海水でも増えますので要注意です。

海水は、アトピーの湿疹にしみる場合があります。日焼けは、アトピーの湿疹を悪化させますので、『夏のダメージ肌をケアする5つの鉄則!』『ダメージケアより予防が大事! 紫外線対策』で挙げた日焼け止めクリームは必要です。もちろん、骨を丈夫にし、アレルギーを抑える可能性のあるビタミンDを体内で作るには、ある程度の紫外線は必要です。

プールでは、温水プールがあれば、年中できますし、屋内なら、天気に関係ありません。塩素で消毒されていますから、清潔です。

ただ、アトピーの湿疹は、塩素で悪化しますので、プールから出る時には十分に流水で体を洗い流しましょう。屋内なら、日焼けする心配はありません。

最後に、プールでの病気に注意しましょう。
特に、プールで感染しうるプール熱・はやり目の原因は?には注意しましょう。目を洗うこと、うがい、プールや海水浴後のシャワーで十分に、プールの水や海水を落としましょう。

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