ペットについてのアンケートにご回答いただきまして、ありがとうございました。ペットは、私たちにとって身近な存在になっていますね。そこで今回は、環境とアトピーについて説明します。

家の中のペットはOK? アンケート結果

「アトピーがあっても、ペットを飼っていますか?」という質問にご回答いただきました結果です。ご協力ありがとうございました。
  
回答回答数
イヌを飼っている30%26名
ネコを飼っている24%21名
その他の動物を飼っている13%11名
飼っていない33%28名

というアンケート結果でした。イヌ、ネコを半数以上の家で飼っています。家族の一員であるペットですから、仲良く暮らして生きたいものです。

家庭内でのペットとの共存、これはアトピーの場合でも大丈夫なのでしょうか? 以下でご説明しましょう。

アトピーと環境の深い関係

アトピーの原因は、アトピーの原因で説明したように、
  • 食べ物(卵・牛乳・乳製品・大豆・小麦・米など)
  • ダニ
  • ハウスダスト(家のホコリ)
  • 花粉(スギ、雑草など)
  • ペット(犬、猫など)
  • ホルムアルデヒドなどの化学物質
  • 乾燥肌
  • 清潔でない衣服を着ること
  • 汗をかいたままで清潔でない状態でいること
  • 清潔でない手で皮膚を掻くこと
  • ストレスや不規則な生活

などです。

環境はアトピーに非常に影響すると言われています。アトピーは、新興国には少なく、先進工業国と呼ばれた国に多いといわれています。そのため、アレルギーが増えた原因の一仮説として、「衛生仮説」というものがあります。


感染症でタフな子供が育つ?

環境変化がアトピーにも関与
「衛生仮説」は、1989年にイギリスのStrachan博士が、アレルギーの子どもを対象とした疫学調査をもとに提唱された仮説です。
「衛生環境の改善や少子化にともなう乳幼児期の感染症リスクの低下がアレルギー増加の一因ではないか」という説です。 一般に、胎児および新生児の免疫はアレルギーになりやすい状態にあるといわれています。

自然の中で、乳幼児期にさまざまな感染症にかかることで、正常な免疫機能の発達を助け、その結果としてアレルギーリスクが低下するのではないかと言われています。

そうは言っても…感染症のリスク

だからと言って、感染症がいいとは言えません。乳幼児期には危険な感染症もありますので、感染症になるのがいいとはいえないのです。感染症は、時には、生命に関わる病気、後遺症を残す病気があります。細菌による髄膜炎は早期に抗生物質で治療しないと、命に関わります。感染症の増加は死亡率の増加につながります。


次のページでは、ペットなどの動物とアレルギーをご紹介します。