8.5mのワイドスパンを活かし、
設計者の意図が感じられるプランニング
現地のモデルルームで、実感したのは細かい使い勝手の配慮。広いリビングだけでなく、居室が整形で使いやすかったり、水回りの動線もスムーズで暮しやすい間取りに仕上がっています。
Qtype(モデルルームプラン)8.5mの間口で、スクエアな居室と豊富な収納、生活動線の充実を実現 |
◆アルコーブからクランクして玄関に入る。廊下の先にホワイエ(ホール)があり、リビングへのドアも奥付きでない点もポイント。
◆各居室が整形でデットスペースがない。収納量も確保。
◆キッチンからダイレクトに洗面室へアプローチ。水回りの動線が良い。
◆パントリーやリネン庫、トランクルーム、廊下側収納など収納量だけでなく箇所も確保。
◆玄関に腰掛けカウンターを置くなど、日常生活に嬉しい工夫が。
◆ルーバー面格子設置。外廊下側から居室まで一定距離を確保しプライバシーにも配慮が見られる。
◆ワイドなリビングで、広いバルコニーやワークルームと一体で解放感ある空間に。
◆階高を3200mm確保し、居室やリビングの空間も確保。
◆ペアガラスサッシなど省エネ性にも配慮。
あえて部屋数を増やさず、各スペースを広々とっているのも今どきのプランかも知れません。作り手の意欲を感じるプランニングです。
広さと優れたプランは、
長くマンションと付き合える要素
Qtype(モデルルーム)の広々したリビングダイニング |
広い間取りでも、使い勝手や生活空間は作り手の力で変わるものです。幕張アクアテラスのように、間口の確保や玄関位置でプランニングの制約は当然変わってきます。広さだけでなく、使い勝手や住み心地への配慮が、変化の激しい今の時代だからこそ、求められることだと思います。