「忙しさ」と「ヒマ」のメリット、デメリット
メリットとデメリット、あなたにも思い当たることがありませんか? |
●忙しさ
<<メリット>>
・ 社会や人間関係からいつも新しい情報が得られる
・ 短い時間でたくさんのことをこなす能力が鍛えられる
・ 親戚や近所付き合いなどのわずらわしさから逃れられる
・ 余計なことをあれこれ考えすぎずにすむ
・ 面倒くさいことは「忙しさ」を理由に断れる
・ 働く人は絶えず収入があり、金銭的なゆとりが生まれる
<<デメリット>>
・ 本当にやりたいことを見失いがちになる
・ 大切な人とのコミュニケーションが十分にとれない
・ 日常生活が粗雑になる
・ 自分のための時間がとりにくい
・ 疲れがとれず、ストレスがたまりやすい
・ バーナウト(燃えつき症候群)になる恐れがある
●ヒマ
<<メリット>>
・ 人生についてじっくり考える時間がある
・ 睡眠や休養がたっぷり取れるため、心身が休まる
・ 趣味や娯楽のための時間がとれる
・ 大切な人と過ごす時間がとれる
・ 忙しい生活で見落としていたことに気づくことができる
<<デメリット>>
・ 自分の欠点や過去のこと、将来への不安を考えすぎてしまう
・ 刺激が少なすぎて飽きてしまう
・ わずらわしい人付き合いに巻き込まれやすい
・ ヒマに慣れすぎると社会への適応能力が低下しやすい
・ 収入の少ない人は、生活が苦しくなる
いかがでしょうか? 忙しい人はヒマな人を、ヒマな人は忙しい人をそれぞれうらやましく思うものですが、それぞれにメリットもあればデメリットもあることが、改めて理解できたのではないでしょうか?
忙しさもヒマも「動機」が大事
毎日を「楽しい」「面白い」と思って過ごせていますか? |
脳はいつも新しい刺激を求めています。脳は刺激を受けるとますます活性化し、記憶を処理する能力がアップしたり、それを使って新しいアイデアがひらめいたりすることにつながると言われています。
忙しいときには、たくさんの刺激を受けられるように思います。しかし、「つまらないな~」「単調だな~」という惰性に満ちていたら、上のような脳の働きは鈍っていきます。逆に、ヒマでも日常の小さなことに喜びを見出せたり、いままで見落としていたことを新鮮に感じられるような視点を持っていれば、脳の働きは活性化します。
つまりは、忙しさもヒマもその時間を過ごすための動機と、プロセスを楽しめるような心の柔軟さと環境が必要なのではないかと思うのです。
みなさんの場合はどうでしょうか? 忙しい人もヒマな人も、共に時間を楽しんでいますか?
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