大好評の「働く女性が陥りやすいストレス」シリーズ。
今回からQ&A形式でお送りします。あなたにも心当たりあるかも?

Contents

P1

■“バリキャリ”が陥りやすい心の病--「スーパーウーマン症候群」
■転職後に訪れる無力感にご用心--「五月病」
■もっと理想の職場があるかも!と転職を繰り返してない?-「青い鳥症候群」

P2
■情報に埋もれて混乱しすぎてない?--「情報洪水症候群」
■自分のニオイが気になりすぎてない?--「自己臭症」


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働く女性の心の悩みはこれ1

が苦手、ランチの時間が憂うつなど



バリバリのキャリアウーマンが陥りやすい心の病
「スーパーウーマン症候群」
Q 仕事が大好きで、業績もいつもトップクラス。先日結婚し、家事もしっかりこなさなきゃ、と張り切っていたのですが、なぜかこのところ仕事にも家事にも身が入らなくなってきました。どうしてでしょうか?

A
学生時代から優等生で、会社に入ってからも優秀社員。残業や休日出勤もいとわず、ガンガン働く“バリキャリ”の女性のなかには、家庭生活でも“モーレツ主義”に走ってしまう人がいます。

夜中に仕事からくたくたになって帰ってきても、「明日の子どものお弁当は凝ったものつくらなきゃ」「主人のワイシャツにちゃんとアイロンかけなきゃ」などと、主婦の仕事も完璧にこなそうとしてしまうようです。その結果、疲労がたまって原因不明の下痢に悩んだり、仕事も家事もやる気がしなくなったりと、心の病に発展してしまうこともあります。

こうしたバリキャリ女性が陥りやすいストレス病は「スーパーウーマン症候群」と呼ばれており、仕事と家庭の両立に悩む30代の女性に多いといわれています。

まず今の状況のなかで、自分とって優先順位が高いものは何なのか、自分がいまやらなくてはならないことは何なのかをよく見極めることが大切。すべてのことを完璧にこなそうとせず、できないことは「手伝って」と周りに声をかけてみましょう。


転職後に訪れる無力感にご用心 「五月病」
Q かなりの競争倍率をくぐり抜けて、4月からあこがれの会社に転職することができました。でも、ゴールデンウィークを過ぎると急にやる気がなくなってしまいました。どうしてでしょう?

A
念願の会社に転職し、4月から意気揚々と通い始めたのに、なぜかゴールデンウィークを過ぎるとやる気がなくなって、仕事に興味がもてなくなってしまった人も多いのではないでしょうか。

入社後1ヵ月ほどたって現れる無気力感のことを「五月病」といい、アパシー・シンドロームとも呼ばれています。「アパシー」とは英語で無気力、無感動を意味します。

理想と現実のギャップに対するショックが引き金となり、失望感から逃れるために、心の中に一種の自己防衛反応がはたらき、無気力感をひきおこすと考えられています。 多くの場合、趣味や気晴らしなど仕事以外の楽しみを見つけると、しだいにこの状態から抜け出すことができるようです。


もっと理想の職場があるかも!と転職を繰り返してない? 
「青い鳥症候群」

Q 卒業してから10年になりますが、いまの会社で5社目です。ひとつの会社に2年いればいいほうで、家族や友人からも「辛抱が足りない」と白い目で見られています。

A
幸せの青い鳥を探すように、理想の職場を求めて転職を繰り返し、いつまでたっても理想と現実とのギャップを埋められずにいることを「青い鳥症候群」といいます。せっかく入社しても、嫌なことがあったり挫折を感じると「私には向いてないのかも」「もっといい職場があるはず」と思い、すぐに就職情報誌をめくってしまうタイプに多いものです。
「キャリアアップをしたい」「取得した資格を生かしたい」という明確なビジョンがあるわけでもなく、「いまよりもっと幸せになれるはず」などと漠然とした理想を思い描いて転職を繰り返している限り、最終的には自分の理想の職場はないのかも、と仕事に対する絶望感しか残らなくなってしまいます。

外側から見ると「かっこよさそう」「やりがいがありそう」と思える仕事でも、現実はとても地味だったり、思った以上にハードだったりするものです。転職を考えるときには、どんな目的で転職したいのか、理想だけを追い求めていないかをもう一度よく自分に問いかけてみることも必要です。



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