忙しいと「能力」がアップする!?

プレゼン
忙しいと、意外にたくさんのことをこなせませんか?
毎日忙しい生活を送っているあなたは、「もっとヒマがあれば、あれもこれもできるのに」と思っていませんか? しかしヒマさえあれば、本当にやりたいことが希望通りにできるようになるのでしょうか?

忙しい人は、毎日が時間との格闘です。「やりたいこと」より「やらなねばならないこと」に追いまくられ、「どうして1日は24時間しかないんだろう」と思ってしまいますよね。しかし、限られた時間をやりくりしているうちに、意外にたくさんのことをこなせるようになっていないでしょうか? 

たとえば、「ヤーキーズ=ドッドソンの法則」というものがあります。これによると、ストレスが多すぎると情緒的混乱が起き、少なすぎると注意が散漫になるため学習パフォーマンスは低下します。しかし、適度なストレスを受けているときには、学習パフォーマンスが最高水準にまで高まるのだそうです。

たしかに、残業続きで「午前さま」のような生活では、疲れて記憶があいまいになったり集中力が続かなかったりしますよね。かといって、毎日ぼけ~っとしていても注意力が散漫になり、仕事をこなそう、覚えようという気も起こらなくなります。

それに比べ、「時間的制約」という適度なストレスがあるときには記憶力や注意力がアップするため、複数の仕事を同時にこなすことができます。ストレスは悪だ!」と忌み嫌われていますが、適度なストレスにはいい効果もあるのではないでしょうか?


適度な「ヒマ」が
働く力を充電させる!

カード
生活に「3つのR」を意識的に取り入れよう!
だからといって、忙しいことは即いいこととは言い切れませんよね。適度に心身を休める時間を組み入れないと、しまいにはオーバーヒートしてしまいます。これをバーナウト、もしくは燃えつき症候群といいます。

一般的に、ストレスケアには以下の「3つのR」が大切だと言われています。「3つのR」とはすなわち、

Rest(レスト)---休憩、休息
Relaxation(リラクゼーション)---息抜き、気晴らし
Recreation(レクリエーション)---娯楽

のことです。この「3つのR」を生活の中にバランスよく取り入れていくことが大事だと言われています。私は、さらに1時間単位、1日単位、1週間単位と、長短のライフサイクルに合わせて組み入れていくのもいい方法だと考えています。例をあげてみましょう。

例)
【1 hour対策:Rest】
 ぶっ続けで仕事に没頭せず、1時間に5分程度でも手を休めてお茶を飲む
【1 day対策:Relaxation】
 家に帰ったら、1日の疲れを癒すために好きな音楽を聴く
【1 week対策:Recreation】
 週末には好きな映画を見るなど、積極的な楽しみの時間を持つ

このような「3つのR」は、適度なヒマを活用できてこそ可能になるものです。ヒマは、忙しさに疲れた人の心身を癒し、働く力を充電させるための大切な時間なのです。

しかし、最近では忙しい人は休養もとれないほど忙しいのに、定職のないヒマな人は時間をもてあますほどヒマ、という二極化現象も表れてきています。そして、忙しい人は過労で倒れたりバーナウトになったりする一方で、ヒマな人は緊張感のない生活のなかでさらに意欲が低下するといった、二極化構造の中での負のスパイラルが生み出されているようにも思えます。

これは、いわゆる「格差社会」の問題ともリンクしているのではないでしょうか?格差社会の問題は経済的格差だけでなく、このようなライフスタイルや生活態度の格差も軽視できないポイントなのだと思います。

さて、では次に「忙しさ」と「ヒマ」のメリット、デメリットについて見ていきたいと思います。次ページに主だったものをリストアップしてみましたので、さっそく比較してみましょう⇒次のページへ


次のページでは、「忙しさ」と「ヒマ」のメリット、デメリットについてご紹介します。>>次のページへ