ご近所付き合いは面倒? 近隣トラブルが原因のストレスも

住宅街

ご近所付き合いは頑なに避けるのも、深入りするのもNG。つかず離れず、適度な距離感でつきあうのが〇。

結婚や出産、また子どもの成長につれて、増えていくのがご近所付き合い。独身やDINKS生活を楽しんできた人も、ライフステージが変わると避けて通れない問題になることがあります。

しかし、恐れることはありません。ご近所付き合いのストレスをかわすためのいくつかのポイントがあるのです。

まず、忘れてはいけないポイントは、ご近所は、「“条件”でつながった者同士」だということ。たまたま家が近かったり、子どもの年齢が近かったり、“条件”が合致して、知り合った間柄だということです。詳しく解説します。

簡単に切れないご近所付き合いで良好な関係を保つコツ

いくら気が合っても、たまたま「条件」でつながりあっているご近所と、ディープな付き合いを期待するのは、ちょっと危険。なぜなら、ご近所付き合いは簡単に切ることができないからです。

人間関係にヒビが入ったからといって、そうそう簡単に引越しできるものではありません。長く付き合っていかなければならないからこそ、大きなトラブルを起こさないように、付き合い方に慎重になる必要があるのです。


 

これだけは守るべき良好なご近所付き合い5つの掟

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ご近所付き合いに大切なのは、バランス感覚
ご近所付き合いをするなかで、非常に大切になるのが「つかず離れず」のバランス感覚です。付き合いをやめてしまうと孤立し、地域の情報に疎くなります。一方で、付き合いを濃くしすぎると息苦しくなり、感情的なトラブルが生じやすくなります。

そこで、ご近所付き合いで、ぜひ押さえておきたい付き合い方のポイントを5つあげてみました。

1. 付き合う相手を限定しない
いつも同じ相手とだけ行動していると、しだいに煮つまり、息苦しいものになります。さまざまな出会いを楽しみ、軽いお付き合いを重ねましょう。

2. ディープなプライバシーの話題はタブー
家計の事情や夫婦関係の問題など、プライバシーにかかわるディープな話題は極力しないことです。こういった話題が出たときにも、「家計ですか? ギリギリですよ。つつましく生活してます」「夫婦仲ですか? しょっちゅう喧嘩しますよ。うるさかったら言ってくださいね」といった程度の会話にとどめておきましょう。

3. 訪問するだけでなく、自分の家にも人を招く
「他人の家には出向くのに自分の家には招きたくない」という主義の人もいますが、これを続けていると相手には不公平感が生じてしまいます。ご近所づきあいでは、誰か一人に負担が偏らないよう配慮しあうのが礼儀です。人の出入りがあることは、必ずしも煩わしいことばかりではありません。風通しがよくなり、家庭の雰囲気もよくなるでしょう。

4. 他人の悪口は禁句、愚痴もほどほどに
他人の悪口はご近所トラブルの元です。話を振られても、話題をそらしましょう。また、愚痴が多すぎると、相手をうんざりさせてしまいます。明るい話題や新鮮な情報で、ほどよく会話が盛り上がれる雰囲気をつくっていきましょう。

5. 「私は私」「わが家はわが家」と割り切る
多少の違和感を感じても、波風を立てずに長く付き合っていかなければならないのが、ご近所との関係です。だからこそ、相手の意見に振り回されず、「私は私」「わが家はわが家」という信念を持っておくことが大切です。

いざという時に頼りになる近隣住民とは、ほどよい関係を保つ

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ご近所はいざという時に身近で最も頼りになる存在。ほどよい関係を保っていきましょう
ここまで読まれた方の中には、「やっぱりご近所付き合いってめんどくさい!」と思う方もいるかもしれません。しかし、ご近所は、災害や事故などの緊急時には最も身近で頼りになれる存在です。まったく交流しないでいると、いざという時に協力をお願いしにくくなります。したがって、日頃から適度によい関係を保っていくことが大切です。

また、近所に住む方々は年齢層や職業、性格、バックグラウンドもさまざまです。人間の多様性を知る意味でも、近隣住民との交流から得られるものは大きいのです。多くの知り合いを持つと安心できますし、見聞を広めるためにも役立つでしょう。

だからこそ、ほどよい付き合い方を意識しながら、細く長くほどよい関係を保っていきましょう。
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