ストレス/恋愛・結婚生活・離婚問題のストレス

ウソを態度から見抜く6つのポイント(2ページ目)

とっさについてしまうウソ。相手の意外な行動に、ウソを見抜くポイントが隠されています。恋愛とウソの関係について考えてみましょう。

大美賀 直子

執筆者:大美賀 直子

公認心理師・産業カウンセラー /ストレス ガイド

芝居がかったような態度が
気になる人は?

3
ウソで自分を塗り固めるタイプは「演技性人格障害」かも?
絶えず自分が注目を集めていないと気がすまない・・・そんな人は、あなたの周りにも何人かいるでしょう。しかし、そのために次から次へとウソで塗り固めていき、芝居がかった言動で他人に接するような人は、「演技性人格障害」の疑いもあります。

たとえば、以下のようなタイプはその可能性があります。

例)まるで財産家であるかのように見せかけて、悪びれもなく異性にせまり、“モノ”にしてしまうような人

例)「有名人と友達」「○○に行ったことがある」などと次々にウソをつき、自分の価値を高めてアピールしようとする人

「この人、どこか芝居がかっていて不自然だな」「いつも言っていることが違う・・・」と思うようなことがあれば、警戒してみることも必要です。


厳しすぎると、
大切な人をウソつきにする!?

3
ウソはつくほどに“慣れる”もの
ところで、あなたは恋愛相手にいつも厳しい態度で接していませんか?

相手の非をいつまでもなじったり、ちょっとしたミスを許さなかったり・・・。厳しく接しすぎると、相手をウソつきにしてしまうこともあります。

前ページでも述べたように、ウソは自己防衛のために本能的についてしまうものです。そして、ウソは使うごとに慣れていくものでもあります。そのため、あなたが相手に厳しくしすぎると、相手はいつしかウソで何でも言い逃れようとしてしまいます

自分の態度で、相手をウソつきにしていないか、ときどき問い直してみることも必要ですね。


おすすめ関連記事

【“恋愛のストレス”シリーズ】その1

愛するほど憎しみが増すのはなぜ


【“恋愛のストレス”シリーズ】その2

キレずに「怒り」を伝える方法


【対人関係のストレス】~その1.大切な人との死別

別れがあったら悲哀のプロセスを


【対人関係のストレス】~その2.関係の修復

親しい人とヨリを戻すための極意


【対人関係のストレス】~その3.役割の変化

人生の節目のストレスを乗り切る


【対人関係のストレス】~その4.孤立の解消

孤立しがちな人のパターンとは?


【対人関係のストレス】~その5.都会での人間関係

都会人が“冷たい”のはなぜか?

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます