なぜ、がんにアガリクスなのか?
アガリクスは日本でも最も有名なサプリメントの一つです。しかし、なぜ、がんにアガリクスなのでしょうか。 |
アガリクスだけではなく、日本や中国では、サルノコシカケ(霊芝)は、昔から健康維持や健康回復のために用いられてきましたし、シイタケやマイタケ、シメジといったキノコは、ヘルシーな食材としても人気です。
しかし、なぜ、このようなキノコ類が、がんの方に用いられることがあるのかということについては、あまり知られていないのではないでしょうか。
今回は、がんとキノコの意外な関係についてお話したいと思います。
一体キノコの何がよいのか?
アガリクスにしても、サルノコシカケやマイタケにしても、がんに対して作用するという理由は何なのでしょうか? |
私達の体の中では、1日数千個のがん細胞ができますが、通常は、自分の免疫のシステムによって攻撃し、排除するようになっています。
がんの発症は、この免疫力の低下と関わりがあると考えられているので、その治療や予防に関して、免疫のメカニズムに作用する多糖類を多く含むキノコ類の摂取は、良い影響を及ぼすだろうと考えられているのです。
次のページでは、多糖類が人体に影響を及ぼす部位についてもご説明します。