仕訳1つでできる節税対策
決算月を過ぎても、お金を動かさない節税対策が可能です
「仕訳1つでできる節税」とは、貸倒損失、未払金の計上、固定資産の除却、仮払金や立替金の整理などがあります。貸倒損失や固定資産の除却などは該当する場合でないと計上できませんが、未払金や未払費用の該当経費がないという会社はないでしょう。例えば、20日締め給料の会社の決算日が月末である場合には、21~31日までの給料は未払計上することが可能です(役員報酬を除く)。その他にも当月末日締め、翌月末払いという経費はいろいろあるはずです。また仮払金や立替金がある会社については、精算した上で経費に振り替えられないか再度検討しましょう。これらは「仕訳1つ」でできるのですから、ぜひ積極的に取り組んで下さい。なお、貸倒損失や固定資産の除却の詳細については「資金不要の節税」をご参照下さい。