ワード(Word)の使い方/挿入

ワードで2軸グラフを作成する(2003)

単位が異なったり、データの大きさに極端な隔たりがある2種類のデータを1つのグラフで表示するときは、2軸グラフが便利です。意外と簡単に作成できるので、ぜひ挑戦してみてください。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

今回、作成する2軸グラフ
今回作成する2軸グラフです
製品展示会などのイベントを開催するときは、天気が気になるものです。天気によって、イベント参加者の数が大きく左右されるからです。

常識で考えれば、天気がよければ外出したい人が増え、悪ければ自宅で過ごす人が増えるでしょう。ただし、あくまでこれは印象論で、現実を正確に把握するためには、データをとり、表にまとめ、グラフ化するのが確実です。

そこで今回は、Word 2003を使って、このようなグラフを作成してみたいと思います。データをまとめた表は、すでに完成しているものとして、その表を元にグラフを作ってみます。

ただし、「来場者数」と「天気」のように、タイプの異なる2種類のデータをグラフ化するため、ちょっと工夫が必要です。具体的には、軸が2つある2軸グラフが必要です。思ったよりずっと簡単に作成できますので、ぜひ挑戦してみてください。

なお、グラフ作成前と作成後のWord文書を用意しましたので、以下からダウンロードして練習用にご利用ください。

グラフ挿入前のWord 2003文書
グラフ挿入後のWord 2003文書

【目次】

元になる表と作成する2軸グラフを確認する

まずは、グラフの元になる表と作成するグラフを示します。

イベントの来場者数と最高気温をまとめた表です
イベントの来場者数と最高気温をまとめた表です


上の表から作成したグラフです。来場者数は棒グラフ、最高気温は折れ線グラフで表現しています。また来場者数は左側、最高気温は右側の軸でプロットされています。このように、2つの軸で異なるデータを表現するのが「2軸グラフ」です
上の表から作成したグラフです。来場者数は棒グラフ、最高気温は折れ線グラフで表現しています。また来場者数は左側、最高気温は右側の軸でプロットされています。このように、2つの軸で異なるデータを表現するのが「2軸グラフ」です


まずはグラフを作成する
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