ワード(Word)の使い方/挿入

ワードで2軸グラフを作成する(2003)(7ページ目)

単位が異なったり、データの大きさに極端な隔たりがある2種類のデータを1つのグラフで表示するときは、2軸グラフが便利です。意外と簡単に作成できるので、ぜひ挑戦してみてください。

井上 健語

執筆者:井上 健語

ワード(Word)の使い方ガイド

凡例をグラフの上に配置する

最後に、作成した2軸グラフを少し修正します。初期設定ではグラフの右側に配置される凡例を、グラフの上に移動します。その方が横軸を長くとれるので、データの変化がより見やすくなるはずです。

1.グラフ編集モードで、凡例をクリックして選択したら、右クリックしてショートカットメニューを開きます。
2.[凡例の書式設定]をクリックします。[凡例の書式設定]ダイアログボックスが開きます。
グラフ編集モードで、凡例をクリックして選択したら、右クリックしてショートカットメニューを開き、[凡例の書式設定]をクリックします
グラフ編集モードで、凡例をクリックして選択したら、右クリックしてショートカットメニューを開き、[凡例の書式設定]をクリックします


3.[位置]タブに切り替えます。
4.[表示位置]で[上端]を選択します。
5.[OK]ボタンをクリックします。
[位置]タブに切り替えたら、[表示位置]で[上端]を選択して[OK]ボタンをクリックします
[位置]タブに切り替えたら、[表示位置]で[上端]を選択して[OK]ボタンをクリックします


6.凡例がグラフの上端に配置されました。
凡例がグラフの上端に配置されました
凡例がグラフの上端に配置されました


7.グラフの外をクリックして選択を解除します。これで、2軸グラフが完成しました。
グラフの外をクリックして選択を解除します。これで、2軸グラフが完成しました
グラフの外をクリックして選択を解除します。これで、2軸グラフが完成しました


なお、凡例をグラフの上に移動したことで、横軸の日付の向きが縦から斜めに変化しています。これは、少しでも見やすくするために、Wordが自動的に処理したものです。

このように、Wordは細かい調整を自動的に行ってくれますが、もちろん個々の調整を手動で行うことも可能です。今回のサンプルであれば、棒グラフの色、折れ線の太さ、プロットエリア(背景のグレーの部分)の色など、いろいろと手を入れたいところはありますが、長くなりますので、今回はこのあたりにとどめておきます。
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