静かなブームを呼ぶ夜飲む牛乳「ナイトミルク」
今静かなブーム!ナイトミルクって一体・・・? |
トーストやハムエッグなどと並んで、朝食の栄養のバランスを整えるために一杯の牛乳を添えるという人もきっと多いはず。ところが今、夜飲む牛乳が静かなブームを迎えています。東京港区にあるセレスティンホテルでは2007年10月1日から12月30日まで「快眠セラピールーム~天空の眠り~」プランと銘打って、宿泊者に快適な眠りで心と体をリフレッシュしてもらおうというイベントを開催しています。そして、このプランで重要な役割を担うのが夜に飲む牛乳「ナイトミルク」なのです。
なぜ夜に牛乳を飲むのか?
なぜ、夜に飲む牛乳が快眠プランにとって重要なのでしょうか? その謎を調べてみると、なんと秘密は牛乳の中に含まれる「ある成分」にありました。眠りのメカニズムを解明した結果、私達が夜眠っている間はメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されることがわかっています。私達の体内にこのメラトニンが夜間増えることによって、眠気を感じて眠りにつくというメカニズムになっているのです。
一方、歳を重ねたりストレスが溜まったりすると、このメラトニンは生成されにくくなります。これが、眠りが浅くなったり、不眠症になったりする原因になります。ですから、何らかの理由でメラトニンが生成されなくなった場合は、心地よく眠るためにメラトニンを含んだものを摂取して、体内のメラトニンを増加させなければいけません。牛乳にはこのメラトニンが含まれているために、就寝前に牛乳を飲むと快眠の効果があると言われているのです。