次世代ゲーム機はWiiの圧倒的勝利!
次世代ゲーム機で独走する任天堂Wii |
累計販売台数を見てみてもPS3の559万台に対し、Wiiは1317万台とこちらもWiiがPS3を2倍以上の大差で引き離している格好になっています。
ソニーはPS3不振のテコ入れ策として、10月17日には現行モデルの価格を5000円引き下げて、20GBタイプを44,980円、60GBタイプを54,980円とし、加えてPS2との互換性などを省いてハードディスクを40GBとした廉価版を11月11日に39,980円で販売開始すると発表しました。
クリスマスなどの年末商戦を控え、今年度の販売目標台数を1100万台に置くPS3にとっては思い切った価格戦略で巻き返しを期することになります。
一方、Wiiはライバル機の相次ぐ値下げにもかかわらず26日に行われた経営方針説明会では、岩田社長自らが「需要に応えることに集中しており、値下げは全く考えていない」と発表するなど、強気の販売戦略を掲げています。
機能面から考えると最新のCPUを搭載し、ブルーレイディスクまで使える夢の次世代ゲームマシンであるPS3は圧倒的有利な立場にあると言えます。なぜ、機能面の圧倒的有利を覆してPS3とWiiの売上の明暗が分かれたのでしょうか?