マーケティングは科学

マーケティングは科学。客観性と再現性が重要な要素となる
儲け続けるための仕組みを構築するマーケティングは、言ってみれば科学です。

それでは科学とは一体どのようなものでしょうか?

科学哲学者のカール・ポパー博士によれば、科学とは『実験を通した客観的データによって反証できるもの』と定義付けられています。つまり、科学では客観性と再現性が重要な要素になるということです。この『マーケティングは科学である』という観点に立てば、マーケティングとは体系立てられた理論であり、この理論に基づいて同じ条件下で戦略を構築すれば同じ結果を再現できるというわけです。

他社で成功したマーケティングの真似をして同じような成果を上げようという企業が後を絶たない事実は、多くの企業が再現性に期待している証拠とも言えるでしょう。ただ、マーケティングは科学であり、再現性が保証されているといっても、同じ環境下でなければ同じ結果を得ることはできません。ビジネスにおいてはたとえ同じ企業であっても、二度と全く同じ環境を創り出すことは不可能に近いために、同等以上の成果を実現するためには自社を取り巻く環境に応じて、常にマーケティングに改良を加えていかなければいけません。

実際にマーケティングは、時代や環境に応じて変化を続けてきました。それでは、ここで科学としてのマーケティング理論の歴史を振り返っていくことにしましょう。