営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

落ち着いた人に見せる営業トークのコツ(2ページ目)

「もっと落ち着いて見られたい」と思っている営業マンは多いものです。相手に軽んじられない存在になるための、話し方のコツをお伝えします。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド


「え~と」をなくすと好循環が生まれる

無意識に使っている「え~と」は、焦った印象を与えている

無意識に使っている「え~と」は、焦った印象を与えている

焦った印象をなくす方法として、「え~と」を言わないようにします。「え~と」を言ってしまう大きな理由は、次に何を話すかが頭の中でまとまっていないから。「え~と」をなくそうとしたところで、次の言葉がすぐに浮かんでくるわけではありません。「え~と」を言わなくなると、ゆっくりと間を取って話せるようになってきます。すると、「え~と」が口に出るはずだった時間が沈黙になり、落ち着きを演出してくれるのです。

また、「え~と」で時間を稼げない分、頭の中でまとめてから言葉にしようとするので、ゆっくり話せるようになる。色々と好循環になりますね。

表現技術はつながっている

上記のように、ある一箇所を直すと、他の箇所にまで影響が出ます。これは、プレゼンスキルにおいて少なくありません。まずは何か1つ、「ここを変えよう」というところを決めて、そこだけ変える努力をしてみましょう。それが達成された頃には、話し手として一段レベルアップしているはずです。

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