プレゼンテーション/効果的なプレゼンテーション

あなたのプレゼンはどちらのタイプ?

あなたのプレゼンテーションは、2つのタイプのどちらに当てはまるでしょうか? 舞台系と楽屋系の2つのタイプにわけ、それぞれついて解説します。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

プレゼンテーション
あなたのプレゼンはどんなタイプでしょうか?
以前「話し上手だなと思う有名人ベスト10」という記事で、読者のみなさんにアンケートをお答えいただきました。非常に面白い結果でしたね。

このアンケートで感じたことは、人が「話し上手だな」と感じる観点は多岐にわたるということ。ベスト10の顔ぶれを見るだけでも、様々なスタイルの方がいるのがわかります。これをいくつかのタイプに分けて考えてみると、血液型で人間を4つのタイプに分けるのにも似ていますね。

今回はプレゼンのタイプをざっくり2つに分けてご紹介したいと思います。あなたは、どちらのタイプでしょうか?

あなたのプレゼンは舞台系?楽屋系?

2つのタイプというのは、「舞台系」「楽屋系」です。これは私が勝手に考えた切り口なのですが、2つのキャラクターは対照的。「舞台系」と「楽屋系」の違いは、「見せるためのプレゼン」っぽいかどうかの差です。

舞台系という言葉は、舞台役者さんの演技からとったもの。演じているということを前面に押し出した表現です。舞台上では、普段の生活のような演技よりも、ちょっと大げさな感じがよく似合います。

楽屋系という言葉は、舞台から降りて楽屋にいるときのリラックスした自然な振る舞いからとっています。要は、演じていない状態。楽屋で、バリバリに演じている人がいたら、ちょっと変ですよね。

舞台系プレゼンの特徴とは?

ビジネスプレゼンテーションにおいては、舞台系・楽屋系のどちらも起こりえます。どちらかが優れていて、どちらかが劣っているという話ではありません。タイプの違いがあるだけです。では、それぞれの特徴をお話ししましょう。

まずは、舞台系から。舞台系のプレゼンテーションは、より「プレゼンをやっています!」と感じさせるようなものです。

声も大きめで、ハリのある声。顔も、普段見るならば不自然に見えるかもしれないというくらい表情豊か。ボディランゲージなどもふんだんに使っている。プレゼンの中に問いかけの言葉を盛り込んだり、最後を印象的なキーワードでしめくくったり、工夫も凝らしている。

フォーマルプレゼンテーションっぽいプレゼンと言うこともできるでしょう。

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