プレゼンテーション/プレゼンテーションの基本

失敗しない社外プレゼンテーション方法(2ページ目)

社外でのプレゼンは、内々のときよりもフォーマルな場合が多数。失敗があってはいけないシーンなのに、起こってしまうトラブルは怖いですね。事前にどんなトラブルがあるかを知っておくだけでもトラブル発生率は低くなります。

野村 尚義

執筆者:野村 尚義

プレゼンテーション・企画力ガイド

どんなトラブルがあっても間に合う時間に出る

最後の1つは、パソコンは関係ありません。何があっても、プレゼンのスタート予定時間を狂わせないということです。ちょっと遠方でのプレゼンは、電車トラブルなどがあると予定時間に到着できないことも考えられます。そういうことも、予定の中に組み込もうという話です。

私の場合、研修などで会社を訪問する際は、研修スタートの30分前に会場入りしています。そしてその時間のさらに40~50分前には会場近くについています。研修が9時スタートだとすると、8時よりいくらか先に会場入りできる状態でスタンバイしています。これくらいのバッファがないと、電車遅延などに対応できないと見ているわけですね。

トラブルは誰のせい?

今回は結構細かい話が多かったと思います。でも、そこには一貫したメッセージがあるのです。

それは「トラブルが起こるのは、それを予測できなかった話し手のせい」ということです。トラブルが起こったときに被害を一番に被るのは聴衆の方々。そうならないように、聴衆に最高のステージを披露するためにも、話し手は最大限の準備をやりましょうということなんですよね。

今やっていないことで、聴衆のために他にできるリスク対策はないか、一度考えてみてください。

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