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社会人のネイルマナー! オフィスに適したネイルとは?

最近は、ネイルサロンで爪のお手入れをする人も多くなってきました。社会人でも楽しめる、オフィスに適したネイルとは? 急な不幸があったときは? ネイルに関するマナーを見てみましょう。ネイルにもTPOがあることを覚えておきたいものです。

美月 あきこ

執筆者:美月 あきこ

ビジネスマナーガイド

オフィスのネイルマナー……社会人なら知っておくべき!

社会人のネイルマナー!

洋服や化粧と同様、ネイルもオンとオフを使い分けて

女性の多くが美しいネイルを楽しんでいるようですが、それはオフィスではNGのネイルではありませんか? 今一度、確認しましょう。
 
<目次>
 

オフィスに適したネイルとは?

ネイルがきれいだと、気持ちがアップしてやる気も出ますね

ネイルがきれいだと、気持ちがアップしてやる気も出ますね

爪は、業務に支障がない程度の長さにしておきます。長い爪で器用にパソコンのキーボードを打つ人もいるようですが、万が一爪が長いことが原因で打ち間違いがあっては、笑うに笑えません。また、お客様にお茶をお出しする爪が長いと不潔だと感じる方もいらっしゃいます。

マニキュアを塗るなら、オフィスに向いている色を選びましょう。無色か肌色に近いベージュや薄いピンクなど、主張しない色のものが無難です。マニキュアOKの職場でも、フレンチネイルが限度。色は抑え気味でもラインストーンがあしらわれると華美という判断がされるところが多いようです。

目立たない上品な色のマニキュアとはいえ、はげている状態は見苦しいので注意してください。マニキュアがはげていると、本人が思っている以上にだらしない印象を与えるものです。名刺交換のときなど、指先は案外見られていますので、爪の手入れはぬかりなく。
 

ネイルが折れた! はげた!

マナーの基本は、相手への思いやり。自分だけが満足しているという状態では不十分です

マナーの基本は、相手への思いやり。自分だけが満足しているという状態では不十分です

パソコンを打っているとき、荷物を開けたときなど、ネイルがはげたり、折れたりする危険性はあちこちに潜んでいます。せっかくキレイに仕上げたのに……という気持ちもわかりますが、だからといってネイルがはがれる、折れるのが嫌だといって、仕事を断ったりするのは言語道断です。

マニキュアがはげたからといって、オフィスの隅やトイレ、更衣室いずれの場所でも、塗り直すのはあまり感心しません。ご存じのとおり、マニキュアの匂いはすぐにわかりますし、あまりいい匂いでもありません。匂いが原因で気分が悪くなる人も出てくるかもしれません。

アフターファイブに何か予定がある、はげたマニキュアが気になってどうしても仕事に集中できないという人は、あらかじめワンタッチでつけられるネイルを用意しておくといいですね。また、お昼休みを利用して、短い時間で塗ってくれるネイルサロンに行って塗り直してもらうことも可能でしょう。
 

急に不幸があったとき

不幸があったときは、思い切ってマニキュアを取ることも必要

不幸があったときは、思い切ってマニキュアを取ることも必要

急な不幸がありオフィスから直接会場に駆けつけるなどの場合は、マニキュアを落としている時間がないとか、たった数時間のためにせっかくきれいにしたネイルを落とす(取る)のはもったいないと考える人もいます。様々な理由はあると思いますが、基本的には何もつけない、あるいは薄いベージュかピンクまでが許されるマナーの範囲であることを覚えておきましょう。

取ることもできず、でもそのままでは参列できないという色の場合は、奥の手として上からベージュ系のマットなネイルをさっと塗るという方法もあります。あるいは、礼装用の黒いレースの手袋をはめてしまいましょう。ただし、手袋は記帳のときははめたままでも構いませんが、お焼香のときは手袋を取るのがマナー。社会人として恥ずかしくなく、故人やご遺族に失礼のないようにしてください。

私も人と接することが多くネイルケアも1つのマナーだと考え、手入れを怠らないようにしています。ネイルにもTPOがあることを覚えておきたいものです。

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