オフィスのネイルマナー……社会人なら知っておくべき!
洋服や化粧と同様、ネイルもオンとオフを使い分けて
オフィスに適したネイルとは?
ネイルがきれいだと、気持ちがアップしてやる気も出ますね
マニキュアを塗るなら、オフィスに向いている色を選びましょう。無色か肌色に近いベージュや薄いピンクなど、主張しない色のものが無難です。マニキュアOKの職場でも、フレンチネイルが限度。色は抑え気味でもラインストーンがあしらわれると華美という判断がされるところが多いようです。
目立たない上品な色のマニキュアとはいえ、はげている状態は見苦しいので注意してください。マニキュアがはげていると、本人が思っている以上にだらしない印象を与えるものです。名刺交換のときなど、指先は案外見られていますので、爪の手入れはぬかりなく。
ネイルが折れた! はげた!
マナーの基本は、相手への思いやり。自分だけが満足しているという状態では不十分です
マニキュアがはげたからといって、オフィスの隅やトイレ、更衣室いずれの場所でも、塗り直すのはあまり感心しません。ご存じのとおり、マニキュアの匂いはすぐにわかりますし、あまりいい匂いでもありません。匂いが原因で気分が悪くなる人も出てくるかもしれません。
アフターファイブに何か予定がある、はげたマニキュアが気になってどうしても仕事に集中できないという人は、あらかじめワンタッチでつけられるネイルを用意しておくといいですね。また、お昼休みを利用して、短い時間で塗ってくれるネイルサロンに行って塗り直してもらうことも可能でしょう。
急に不幸があったとき
不幸があったときは、思い切ってマニキュアを取ることも必要
取ることもできず、でもそのままでは参列できないという色の場合は、奥の手として上からベージュ系のマットなネイルをさっと塗るという方法もあります。あるいは、礼装用の黒いレースの手袋をはめてしまいましょう。ただし、手袋は記帳のときははめたままでも構いませんが、お焼香のときは手袋を取るのがマナー。社会人として恥ずかしくなく、故人やご遺族に失礼のないようにしてください。
私も人と接することが多くネイルケアも1つのマナーだと考え、手入れを怠らないようにしています。ネイルにもTPOがあることを覚えておきたいものです。
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