コーチングの三原則

ティーチング
コーチングの三原則は、コーチ型マネジメントを行う上で重要なポイント
目標が明確になったからといって、新しい行動を起こすのはそう簡単なことではありません。なぜなら人は基本的に「今までと同じことを続ける」傾向があるからで、理由はそのほうが本人にとって安全だからです。相手を前進させ、新しいことにチャレンジさせるコーチ型のマネジメントをする際に気をつける三つの原則についてご紹介します。

■原則1:会話は一方的ではなく双方向を意識する
人を行動させるには、豊富なコミュニケーション量が必要です。あなたが部下やプロジェクトのパートナーとコミュニケーションを交わしているとき、どちらがたくさん話していますか? 新しい方法を一方的に押し付けても、相手の自発的な行動には結びつきません。それよりは、問いかけによって相手の意識を喚起させ、話を聞くことの方が効果的です。混沌しているときに、話すことで整理されてすっきりする経験は誰にもあることでしょう。効果的な質問を投げかけ、会話を促します。

■原則2:相手の特性に合わせて個別対応する
物事に対する価値観、考え方、行動のパターン、強み、情報の処理の方法は一人ひとり違います。たとえば、物事を緻密に順序立てて整理する傾向がある人に、「とりあえず何かやってみようよ」と勢いだけで何かを取り組ませようとしても身動きが取れなくなるでしょう。人それぞれの才能、能力、考え方を把握し、それに合わせた対応をとることが大切です。

■原則3:関わり続けること
仕事を部下に任せた後、あなたはどのように進捗を確認していますか? 目標達成するまで継続的に関わっているでしょうか? 人は頭で理解したことをすぐに実行できるわけではありません。ましてや、新しい行動を起こして失敗したときはなおさらです。しかし、あなたが関わり続ければ、部下は失敗から学んだり、次の学びへと発展させることができます。この継続的な学習プロセスが能力を発揮する上においての原動力となります。相手が行動を起こすまで継続的に関わることです。