起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

収入源を増やす方法 【有料メルマガ編】(2ページ目)

これからは、「自分で稼ぐ力」を身につけ鍛えていくことが不可欠です。そこで、自分が持っている経験や知識を活かして、収入源を増やす方法やノウハウをご紹介していきます。

執筆者:塚田 祐子

問題は、購読者をどうやって集めるか?

有料メルマガ
有料メルマガを発行する「まぐまぐプレミアム」では、様々なジャンルのコンテンツが販売されています。
有料メルマガで成功されている皆さんは、先ず無料メルマガで読者を集めてブログでフォロー、そこから、有料メルマガへ誘導する、という流れを作っています。これは、見込客を集めてコミュニケーションを図り、関係性を築きながら顧客になっていただく、というマーケティングの手順と全く同じです。より多くの方に有料メルマガを購読してもらうには、次のポイントについて考えておく必要があります。

■お金を払ってでも得たい情報とは何か
「自分が書きたい内容」と「読者が知りたいこと」の間には、ギャップがあることがあります。読者が知りたいことを提供してこそ、お金をいただくことができます。読者が増えていくマガジンを発行するには、そこを押さえておくことが必要です。ブログのアクセス解析を利用すると、読者のニーズを簡単にリサーチすることができます。無料メルマガを出したら、バックナンバーをブログに貼り付けておきます。すると、記事タイトル毎のアクセス数やランキングが簡単に分かります。

■読者ターゲットは、誰か?
情報の価値というのは、誰をターゲットにするかで変ってきます。例えば、経験値が少ないWebデザイナーの方が、企業のWebマスターを対象にしてコンテンツを配信するのは少し荷が重いかもしれません。しかし、自分でサイトを作ってみたいという一般初心者の方をターゲットにしたらどうでしょう。彼らにとっては、専門家であり先生になります。読者ターゲットの設定は、とても重要です。

■コンテンツのタイプと運営方法
有料メルマガの購読料は、300円~1,000円位ですが、5,000円から10,000円以上の高額なものもあります。これは、メルマガの内容が「読物・マガジン系」か「ノウハウ・ビジネス系」かによります。前者は読み物なので、雑誌・書籍代の範囲になります。それに対して、後者は、読者というより会員メンバーへ向けてコアな情報や知識を提供したり、ノウハウを伝授するものです。高額な場合は、メルマガ以外にメール・コンサルや資料の提供などを行っています。

■購読料が“安い”と思ってもらえるか
明らかに「購読料<コンテンツの価値」と、読者に感じてもらえれば、購読者を増やしていけるでしょう。ただ、300円が安くて5,000円は高いということではありません。「ノウハウ・ビジネス系」は、工夫次第で、購読料を高く設定することも可能になります。情報価値に対して、料金が安いと思ってもらえるかどうかになります。

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