年賀状の挨拶でコミュニケーションを! ビジネスの基本

年賀状で挨拶を!

今まで出会った人に年賀状を出そう

もともと日本には新年の年始回りという行事がありました。しかし、遠方の方にあいさつ回りに行くのは大変。このような方たちへの年始回りに変わるものとしてこの年賀状の制度が始まったといわれています。

これからビジネスを始める人、始めたばかりの人にとって、年賀状は以前お世話になった方、特に長らく疎遠になっている方と改めてコミュニケーションをとるきっかけとして、最高のシチュエーションです。せっかくの日本の習慣をうまく使って、来年のあなたのビジネスにつながるようにしましょう。
年賀状で眠ったままのあなたの人脈を呼び戻しましょう!
   

年賀状の挨拶基本

新年のお祝いの詞である“賀詞”と、挨拶やお礼などの祝辞で構成されています。

賀詞・挨拶文
賀詞や挨拶文は、相手によって使い分ける必要があります。例えば「賀正」や「迎春」「賀春」などは「正月を祝う」といった意味を省略したものなので、実は目上の方など改まった相手には避けた方がよい言い回しです。目上・目下関係なくもっとも多く使われるのは「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などでしょう。また年の初めから相手が不快に感じる可能性のある言葉、「滅びる」・「去る」などのいわゆる忌み言葉をさけ、できるだけ楽しい話題を選ぶべきでしょう。

祝辞のサンプル
ビジネスで使えるシンプルな祝辞を紹介します。

・旧年中は大変お世話になりました。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

・旧年中は一方ならぬご交誼をいただき
 心よりお礼申し上げます。
 本年も一層のご指導、ご鞭撻を賜わりますよう
 何卒お願い申し上げます。

・旧年中は格別のお引き立てを賜わり
 厚く御礼申し上げます。
 本年もより一層のご愛顧のほど
 よろしくお願い申し上げます。

・旧年中は色々とお世話になりました。
 本年もご指導の程をお願い申し上げますと共に
 皆様のご多幸をお祈りいたします。

シンプルな祝辞に合わせて、起業に向かうあなたの意思を伝えましょう。
自由に書いても問題ないと思いますが、ルールとして注意すべき点もあります。
 

年賀状の注意事項

今となってはメールの方が気軽ですが、あえて年賀状を書きましょう

今となってはメールの方が気軽ですが、あえて年賀状を書きましょう

年賀状には通常ビジネスでやり取りするメール以上に気をつけるべきポイントがあります。せっかく出す年賀状で悪印象を与えないように気をつけるべきポイントを押さえ差出人に好印象を与えましょう。

宛名について
ビジネスで年賀状を書く場合、そのほとんどが会社に届くものだと思います。大きな企業では、部署名がないと配達する人が配達場所の特定に時間を要する場合があるので、部署名はしっかり書くようにしましょう。また企業内では頻繁に所属部署や役職の変更が発生します。失礼にならないよう情報更新しましょう。
個人宛ては「様」、会社・団体などには送る場合「御中」とします。組織の個人に宛てに送る場合は部署名を右肩、役職名を名前の上に小さく書き、個人名に「様」とするのが基本です。例えば「○○社長 様」ではなく、「社長 ○○様」とすべきです。

内容について
内容として気をつけなくてはならないのは、会社宛てに送る年賀状の場合、その会社の人の誰もが目にする可能性があることです。内容には気を配るようにしましょう。

自分の連絡先を忘れずに!
インターネットや携帯電話の普及で、文章を手書きでやり取りする機会が減ってきました。私が送る葉書も考えてみると何かの出欠通知と年賀状ぐらい。正直、人に手書きの葉書を送る機会はほとんどありません。ほとんどがメールになってしまっています。
あなたから年賀状を受け取る方も、書面だと後に回してしまいそうな返事も、あなたがメールアドレスや携帯番号を記していると返事をいただける確立が高くなります。少しでもレスポンス数を増やすために、eメールアドレスや電話番号を記すようにしましょう。

せっかく書いても投函が遅れたら意味がない!
ご自宅宛なら三が日以内、勤務先宛なら仕事初めに届くのが原則。遅くともクリスマスイブまでには投函をお忘れなく!

年賀状の返事はすぐに出そう
年賀状を出していない人から年賀状を受け取った場合は、返事を書かないことがもっとも失礼にあたりますので可能な限り早く返事を書きましょう。元旦に書いた場合、返事の日付も元旦で構いませんが、2日以降になってしまった場合は投稿日の日付としましょう。松の内に間に合わなければ、寒中見舞いを出すようにしましょう。もし出すのが遅くなってしまった場合は、「新春のご祝詞をいただきながらご挨拶が遅れ、まことに申し訳ございません。」といった内容でお詫びをいれましょう。
   

印象の悪い年賀状の挨拶とは?

あなたは何枚年賀状を出しますか?

あなたは何枚年賀状を出しますか?

毎年頂く年賀状。あなたも「感じ悪い!」と感じた年賀状を目にした事があるでしょう。せっかく出す年賀状で悪い印象を与えてはせっかく送る意味がありません。
印象の悪い年賀状についてまとめてみました。

宛名間違い
毎年1枚や2枚は名前の漢字が違っている物ありませんか?気分のいい物ではありませんよね。せっかく送っても気分を慨してしまいます。気をつけましょう。

印刷のみで何も書いてない年賀状
いくらコメントを印刷していても寂しいものです。更に酷い例だと市販のスタンプ一つだけの年賀状を送っている人いませんか?たった一言でいいので手書きコメントがあれば、暖かく心の届く年賀状になるはずです。

モノクロで印刷されたイラスト
作成する人のセンスに大きく依存しますが、喪中の葉書と見間違えるようなものを受け取ったことがあります。おめでたいつもりで受取人に不幸を感じさせるものではいけませんよね。

誤字修正がいい加減
間違った字を修正液を使わずペンでぐちゃぐちゃと消している人いませんか?自分が受け取ると気分悪いように、相手も同じ心境を抱くでしょう。

写真入り年賀状
子供の写真だけだったり、見たこともないペットの写真、新婚でもない夫婦の写真だけの年賀状受け取ったことありませんか?いくらあなたが愛するものであっても他人が同じ心境になってくれるとは限りません。受取り手の気持ちに配慮しましょう。

さぁ、ここまでのポイントを押さえて、一目置かれる年賀状で、起業準備に備えましょう。
私はすでに年賀状を用意しました。その数400枚以上...一言入れるだけでも大変です。


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