”断る”には勇気がいる


こんな心当たりは、ありませんか?

・頼まれると、なかなか嫌と言えない。
・心の中では「ノー」なのに、「はい」と言ってしまうことが多い。
・割りに合わない仕事でも受けてしまう。
・相手の頼みごとをついつい聞いて、余計な仕事を増やしている。


頼まれたことを断りきれずに、なんでもかんでも引き受けていては、当然オーバーワークになります。また、リクエストに応えることも仕事の内と考えていると、いつしか『便利屋』になってしまうこともあります。

フリーで仕事をしていく上で、その必要性を感じるのが「断る勇気」です。そして、次につながるように上手に「断る技術」は、ビジネス上の必須スキルと言えます。


断る技術を身につけよう


“今度こそ、はっきりノー!と言ってやる!”と臨んだ打合せで、またしても無理な注文にもかかわらず“はい…”と言ってしまった自分に、腹立たしくなった経験をお持ちの方、意外に多いのではないかと思います。

相手の押しに、つい一歩引いて自分から妥協してしまう。相手を思いやるがゆえに、結局はうまく利用されてしまっているのではないかと思う自分。なんとかしたいものです。

それでは、なぜ、断れないかを、考えてみたいと思います。

・断ったら仕事が来なくなるのでは、という不安。
・相手の期待に、なんとか応えたいという気持ち。
・断りたいのに断れない、自分の心の弱さ。


断れないことの裏側には、漠然とした不安や自分への自信のなさ、ビジネスへの甘さ、やさしさという名の優柔不断さ等が潜んでいます。これらが、“つい一歩自分から引いて”相手に合わせてしまうことの要因です。

自信をもって、言いたいことは、はっきり相手に伝える。相手と対等な立場で、仕事の交渉ができる。これは、フリーにとって、絶対に身に付けなければならないスキルです。

断る際には、次のことに留意しましょう!

・否定的な言葉を使って断らない。
“できない、やれない”というような否定的な言葉を使わず、どういう条件(納期、価格、内容)ならできるのかを相手に伝える。つまり、“自分ができること”の提案に変える。
・相手に対して、感情をむき出しにして断らない。
・誠意を持って、丁寧な言い回しを心掛ける。
・キツイことを言う時は、笑顔で、穏やかに話す。


さらに、断る前に重要なことは、「自分の限界を知っておくこと」です。無理な要求に対して、“努力します、頑張ります!”なんてことを言って、相手に期待させ、その結果がNGであったら、それこそ信用を失います。

「自分の限界」を知るには、ある程度仕事をこなすことでの経験値も必要ですが、常に自分に「できるか・できないか」という想像力を働かせて、判断する力が必要です。ここで、「できる、やろう!」と決めたら、何がなんでもやりとげましょう。それが、成長へとつながります。

「断る勇気」と「受ける決断」。ここが、しっかりと見極められるようになると、自然と自分が望むいい仕事に出合えるチャンスが拡大していきます。

「断る技術」が学べる本をご紹介

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