2001年に国民生活金融公庫総合研究所が実施した「新規開業実態調査」のデータを整理してみると起業・独立を成功させるためには5つの法則があるようです。
それは
■法則その1
「30代までのタイミングで起業・独立する」
■法則その2
「経験してきたキャリアや得意分野を活かして独立している」
■法則その3
「上場企業以外の法人企業や個人企業を独立直前の勤務先に選ぶ」
■法則その4
「開業資金の50%もしくは500万円以上の準備が出来ている」
■法則その5
「家族・親族の理解・サポートをうけられる環境をつくっている」
起業・独立にご興味のあるみなさんはいくつ当てはまるでしょうか?なぜそうなのか、1つ1つ私見を含めてデータでみなさんと確認しながら3回に分けてご紹介します。
■法則その1
「30代までのタイミングで起業・独立する」
起業・独立して成功することに年齢は関係するのか?の素朴な疑問は、これまで何度も起業を目指される方から頂く質問の一つです。
傾向としては、起業・独立して志す方で成功するには30代までに起業するという話はある程度下記データを読む限り本当のようです。
(表1 新規開業企業の開業2年後黒字割合)
【出所 中小企業庁 2001年度中小企業白書】
次のページでは表1のデータが何を教えてくれるのかをご紹介します。