フリーランスの独立マニュアル
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【序章1:フリーランスとは?】
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▼バックナンバー:
【1】“好き!”が仕事のスタート地点
【2】“フリー=自由!”の大きな誤解
【3】フリーランスには社長の顔が必要
【4】実は、フリーに向くのはこんな人
向き不向きの見極めが大切!
フリーに向くタイプとは? 独立してから実感する、ここが案外重要!というポイントをまとめてみました。“フリーでやっていけるかどうか…”“独立したものの自分はフリーに向いているのかどうか…”と迷っている方の参考にしていただければと思います。■1人で居ることを寂しいとは思わない
フリーに向くのは、スポーツをするならチームプレイより個人競技を選ぶタイプ。フリーは、原則的に自分1人で仕事を完結していくので、1人でやることを楽しめないタイプは向かない。
■好奇心が旺盛で人に合うのが楽しい
フリーは、自己完結型であっても、ビジネスは、多くの人との関わりで成り立っている。独立すると、営業もやらなくてはならないので、人との付合いが会社員の時よりも重要になる。初対面の人が苦手だったり、人と話すのが億劫な人は、人間関係の拡がりが持てず、やがて仕事にも行き詰まってしまう。
■切り換えが早い
嫌な事をいつまでも引き摺ったり、悩みを一人でかかえて、落ち込んでしまうタイプは、フリーには向かない。切り換えをなるべく早くやって、上手に自分をコントロールしていかないと、ストレスに押しつぶされてしまうこともある。
■人に頭が下げられる
何かに秀でたスキルがあるから、フリーとしてやっていける。仕事に対するプライドは必要だが、“人に頭を下げる”ことが好きじゃない人は、取引先から敬遠されてしまうことがある。
■失敗の原因は自分に求める
失敗の原因を環境や他人のせいにしている間は、決して根本的な問題解決がなされない。独立したら、失敗の原因はすべて自分。自分の何が原因なのかを考え、対処していけないと、プロフェッショナルとしての成長はない。
■負けず嫌い
ビジネスは競争社会。1人でやっていくには、ちょっとやそっとで尻込まない、負けん気が必要。
■お金の交渉が堂々とできる
やった仕事の代価を、キチンと請求できることは必須。お金の交渉が堂々とできるようになれば一人前。苦手な人は、マネージャー役をしてくれるパートナーが必要となる。
■安定より変化を求める
不安は、人を弱くする。安定が約束されないフリーだから、取越苦労をするタイプは絶対に向かない。安定より変化を楽しむタフな“アドベンチャー”タイプが向いている。
■自分の価値観を持っている
世の中の尺度で自分を推し量り、相対評価をするタイプは向かない。自分の価値観があるからこそ、独立の道を選んだはずだ。
■フットワークが軽い
待っていては仕事はやって来ない。自分から積極的にアプローチして、人に会うことが大事。営業の基本は先ず、フットワーク!
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