起業・会社設立のノウハウ/事業計画書・ビジネスプラン

事業内容をまとめてみる(3ページ目)

あなたがひらめいたビジネスアイデアを友達に伝えるのは簡単。でも、それを投資家や銀行と話して通じるレベルまでまとめるためにステップを考えて見ましょう。

執筆者:日下 康幸

基本を膨らませていこう

お客様をイメージ
あなたの商品を購入するお客様をイメージしてみよう
シンプルにまとめたビジネス構造をさらにシンプルかつ明瞭にするために、利害関係者を割り出しそれぞれの関係理由を定義することが有効です。

利害関係者と関係性を洗い出す
よくステイクホルダーという言葉を耳にすると思います。小難しい言葉ですが、簡単に言ってしまうとあなたのビジネスの「利害関係者」。つまりあなたのビジネスにより影響を受ける人、それに加えて最近は各種団体やモノも扱われるケースが多いです。例えば、従業員、地域社会、飛躍したところでは、環境団体や将来世代、ボランティアにつながる要素があれば発展途上国で暮らす人まで含むケースもあります。

まずはあなたのこれから行うビジネスにより影響を受ける人やモノを特定してみましょう。
前頁の例では、
・客(近隣住民)
・サプライヤー(契約農家)
・雇用者(近隣住民)
・あなたのビジネスの出資者
・銀行(融資など)
・店舗のオーナー
・広告業者
・競合(スーパーマーケット、コンビニエンスストア)
などなど、あなたのビジネスに誰が関係するのかをしっかり洗い出し、関係を示すフロー図を描いてみることで、モノやお金の流れが明確になってきます。

>ここまでできれば、後は市場分析です。次のページでは、市場分析のステップを見ていきます。
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