起業・会社設立のノウハウ/事業計画書・ビジネスプラン

事業内容をまとめてみる

あなたがひらめいたビジネスアイデアを友達に伝えるのは簡単。でも、それを投資家や銀行と話して通じるレベルまでまとめるためにステップを考えて見ましょう。

執筆者:日下 康幸


「伝わる」事業内容になっている?

飲み会
飲みの席であなたのビジネスアイデアは場を盛り上げるけど…
なんとなく、思いついたビジネスを飲み会の席で友人に伝えるのは簡単だし楽しいことです。きっとあなたの斬新なアイデアに友人達も心躍らせることでしょう。しかし、その相手が投資家や銀行だった場合、ツメが甘いと事業に必要な資金を得られません。他人に納得してもらう目的だけではなく、今後事業展開するあなたの失敗リスクを減らすためにも詳細に事業内容をまとめてみましょう。この作業が正確な市場調査や収支計画につながります。

事業内容ってどうやってまとめるの?
まずはポイントのおさらいから。事業内容とは、「事業目的を達成するために実施する事業の内容とその流れ」をまとめていくことです。
一般的な八百屋さんを用いて説明すると、まず目的が「おいしい野菜を近隣の消費者に届ける」だったとします。
事業内容としては、
・卸市場で仕入れた野菜を
・店を構え直接近隣消費者に販売する
というものです。

これだけの内容ですが、ここには
・ターゲット客(販売先)
・仕入先
・販売方法
・販売する場所
・気にするべき市場
といった、モノの流れや金の流れに加えて、販売場所の情報が含まれています。

次のページでは、事業内容をまとめるポイントについて詳しく見ていきます。
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