最近の新築マンションではピッキング対策としてダブルロック式のディンプルキーを採用したり、カードキーや暗証番号式のカギを取り付けている住宅まであります。既存マンションにおいては管理組合が補助カギをメインキーとは別に取りつけることをすすめているケースもあります。
こうした居住者の意識の変化によって、2000年と2001年のマンションにおける侵入手口の割合を比較すると、ピッキングによる件数は3割近く減少している反面、ガラス破りによる被害が増加しているのです。
そこで、次ページにて「ガラス破り」への対応策について考えてみましょう。