マンション購入術/マンション購入の失敗・トラブル

マンション侵入手口はピッキングだけではない! 見落としがちな窓と防犯の関係(2ページ目)

マンションへの侵入犯罪といえば「ピッキング」が思いつきますが、ガラスを破って侵入する犯罪手口が増えています。そこで、防犯と窓との関係を探ってみましょう。

平賀 功一

執筆者:平賀 功一

賢いマンション暮らしガイド

■ガラス破りによる侵入手口とは
ガラス破りの侵入手口にはドライバーなどの鋭利なものでガラスにヒビを入れ、音を出さないように破壊するこじ破りと、ガラスが割れる音は気にせずに破壊する打ち破りの方法があります。
そして割れた部分より手を差し込みクレセントを回して窓を開け、室内へ侵入してくるのです。


■どういう対策が有効なのか?
警視庁の調査によると、泥棒が狙う住宅の条件は

?簡単に室内へ入り込める
?確実に稼げる
?捕まらない

ことだそうで、侵入するのに時間がかかったり、犬をかっていた、警備会社のステッカーが貼ってあった等で簡単に犯行をあきらめるそうです。ちょっとした工夫で大きな効果が期待できることがわかります。



侵入するのに5分以上かかると約70%の泥棒が犯行をあきらめるという調査結果もあるそうです。(ところで、どうやって調査したのでしょうね?)

集合住宅における防犯対策としは、オートロックや防犯カメラ・機械警備などが一般的ですが「窓からの侵入対策」としては

?ガラス自体が破られにくい製品を選ぶ
?補助キーを取り付ける
?1階住戸や隣の建物と隣接している場合は面格子を付ける


ことで、空き巣被害は低減できることと思います。


最後に防犯ガラスの最新情報をお伝え致します。
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