所得税の確定申告書を作成する
次に所得税の確定申告書を作成しますが事前に控除の対象となるもの(生命保険、損保など)の証書を揃えておきます。小規模企業共済を掛けている場合は小規模企業共済等掛金控除が使えますので、そちらの証書も揃えておきます。所得税の確定申告書を選ぶと4つの帳票が並んでいますが事業収入がある場合は申告書Bを選びます。
確定申告書等作成コーナー |
申告書Bの事業をクリックすると種目(講演料など)、支払者、収入金額、源泉徴収額を入力する画面が出てきます。ここに支払い調書に記載されている情報を入力していきます。
支払調書のデータを入力 |
控除のところには証書にある金額を入力していきます。これで所得が決定して所得税が計算されます。源泉徴収があると相殺され結果として還付を受ける場合もありますし、足りずに支払う場合があります。
はじめての青色申告の場合は税務署へ
自宅のパソコンからそのまま青色申告ができるe-Taxを活用することができますが、はじめて青色申告をする場合はいろいろと戸惑うこともありますので税務署で確定申告(青色申告)された方がよいでしょう。申告者があまりに多いと対応する税理士や職員の方も殺気だっている時もありますが、通常は丁寧に教えてくれます。また有料ですが各地に青色申告会がありますので、こちらを利用してもよいでしょう。
私が申告に行く時に持参するのは、打ち出した書類、印鑑、会計ソフトの入ったパソコンです。間違った場合は印鑑が必要となりますし、時々押し忘れもあるので印鑑は必須です。以前は帳簿を全部打ち出して持っていったこともありましたが、かさばるので最近はもっぱらパソコンで対応しています。
関連ガイド記事
ドンブリ勘定から脱却! めざせ青色申告No1残高があわない!そのワケは? めざせ青色申告No2
事業で儲かるってどういうこと? めざせ青色申告No3
さぁ青色申告 会計ソフトでラクラク決算
会計ソフト導入の基礎知識 消費税の設定方法
会計ソフトを活用する 仕訳いらずの便利機能 仕入/売上
会計ソフトのベストな導入時期