商売を行うと、毎日色々な取引が発生します。この日々の取引記録をきちんと残していかなければなりません。

会計ソフトを使って取引を記録すればよいのですが、簿記の知識が豊富でなくても出来るのでしょうか?

大丈夫です。

現在の会計ソフトでは初心者向けに、普段使っている伝票とよく似た様式に取引内容や金額を入力するだけで経理処理ができるようになっています。


会社の業務の流れは基本的に「買う」、「売る」ですので、今回は「仕入(買う)」、「売上(売る)」を中心に見ていきましょう。

画面は日本デジタル研究所(JDL)のJDLIBEX出納帳2を例にしています。

仕入(買掛金)

掛で仕入れる場合を想定し、まずメニューから買掛帳を選びます。次に仕入を行う取引先を選択し、取引を入力していきます。

取引の行われた日付を入力し、取引区分ではメニューから該当の取引を選びます。

仕入

「△△株式会社」から商品を仕入れることとし、該当の取引区分を入力します。適用に「商品A 100個」等と取引内容を記載します。

相手科目というのは相手方となる勘定科目という意味です。勘定科目が分らなくても一覧(説明が載っています)から選択ができます。

仕入

ここでは「仕入高」を選びます。あとは仕入額を入力するだけで取引の記録は終了です。

課区という項目は諸費税の課税区分のことです。また自動的に設定される「仕入」は課税仕入のことです。消費税は

消費税
徴収した消費税 - 支払った消費税


ですので、支払った消費税を計算するためには日々の取引をきっちり記録しておく必要があります。

また免税業者から仕入れた場合は「非仕入(非課税仕入)」を選びます。ただ、印鑑証明手数料など、市役所などへの支払で消費税がかからない取引もあります。分らない場合は「不明」を選び、後で「不明」だけ再度、調べて設定することもできます。

買掛金を支払

もう一つ買掛金の支払取引をしてみましょう。現金で支払う場合は取引区分を入れるだけで、あとは支払額を入れるだけで取引の記録は終了です。



仕入

上記の2つの取引を仕訳すると下記のように表現されます。
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10/19 仕 入 100,000 |買掛金 100,000
10/19 買掛金 50,000 |現 金 50,000


会計ソフトでは勘定科目は一覧や取引コードから選ぶことができます。また仕訳で一番ややこしいのが貸方、借方にどの勘定科目がくるか考えることです。買掛帳では仕入、支払額を入れるだけで自動的に貸方、借方の取引処理を記録できます。

次は売上(売る)についてみていきましょう。