企業のIT活用/システム導入方法

Wordはいらない、無料で使えるoffice(2ページ目)

企業ではWordやExcelを使うことが多いのですが、バージョンアップのたびにアップグレード費用がかかるなどコストもかかります。無料で使えるオフィスを紹介しましょう。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

オープンオフィスの便利な機能

Mathを使って数式を入力する
Mathを使って数式を入力する
オープンオフィスではWord、Excel、PowerPoint、Accessでできることは一通りできます。他にも便利な機能が揃っています。

WriterならWordファイルを読み込んで修正し、PDFファイルとして出力することができます。PDFファイルを作るソフトをわざわざ揃える必要がありません。

変わったところではMathを使って数式を入力することができます。
ImpressはPowerPointと同様のプレゼンテーションソフトですが、作ったスライドをFlashアニメーションとして書き出すことができます。この機能はPowerPointにはありません。もちろんデータはオープンな標準で保存されます。

オープンオフィスのインストールですが、始めて使う人向けのページとして「オープンオフィスの入口」があります。インストールなどはそちらを参照してください。さらに詳しい情報は「OpenOffice.org日本ユーザ会」があります。

ネットワークでオフィスを活用するには

Google Docs & Spreadsheets
Google Docs & Spreadsheets
次にネットワークを使って活用できるオフィスをみてみましょう。

代表的なのがGoogleのDocs & Spreadsheetsです。(利用にはGoogleアカウントが必要)

ネットワーク上で作るだけでなくハードディスクにあるWordやExcelデータをアップロードして修正することも保存することもできます。

ネットワークで使用しますのでソフトをインストールする必要がありません。またファイルを共有したい人を招待することで、グループで表や文章を扱うことができます。また文書やスプレッドシートをウェブページ形式に変換してホームページとして公開することもできます。

ネットワークでPowerPointのファイルを扱いたい場合はソースネクストから「ThinkFree てがるオフィス」(ベータ版)が出ています。こちらもネットワークで使いますので、複数で共有することができます。マイクロソフト・オフィスとの互換性が特徴で、Word、Excel、PowerPointのファイルが編集可能です。

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