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メールで失う職場の信頼(3ページ目)

便利なメールですが、相手の反応を見ながらコミュニケーションができないため、一生懸命築いてきた信頼を、たった一通のメールで失ってしまう、なんてことも?!こんなメールを出していませんか?

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

メールの落とし穴(4)「届いたのに相手が消すメール」

こんな件名のメールが届きました。

件名:「真理子 昨日の件」

毎日山のようなスパムメールが届きませんか?
このメールもその一つだなと思い、迷わずメールのごみ箱へ入れました。
メールはゴミ箱へ
きちんと件名をつけていますか。ひょっとしたらあなたのメールはゴミ箱へ直行しているかもしれません。

ごみ箱に入れた後、
「待て待て、昨日のセミナーで名刺交換したあの女性の名前ってなんと言ったけ?確か下の名前が真理子じゃなかったかなあ?」
と思い直し、ごみ箱のメールを開いてみると

案の定、セミナーで会ったお礼メールでした。それにしてもまぎらわしい件名です。

毎日、山のようなスパムメールが届きます。出す側は少しでも開封させようと、いかにもビジネスで使うような件名をつけて送りつけてきます。

▼最近届くスパムメールの件名です(集めてみました)
・お疲れ様です
・ご無沙汰しております
・遅くなりました
・先日メールした件です
・覚えていますか
・添付メールをわたしに送ってきました?
・確認をお願いします
・お待たせしました
・お元気ですか
・アドレス変えました
・詳細
・お世話になっています
・ご連絡させていただきました
・返信をお願いします

こんな件名をつけていると相手はいきなりごみ箱にいれるか、メッセージルールで自動廃棄する指定をしている可能性があります。

メールは相手に届きますが、捨てられてしまい、届かないのと同じことになってしまいます。

【ワンポイントアドバイス】
相手にスパムメールと思われない件名をつける。
例えば『水谷哲也です。セミナーでの御礼』と自分の名前や会社名を件名に入れるような工夫が必要。

最後は操作ミスをしたら一巻の終わりのメールです。 >>
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