メールの落とし穴(4)「届いたのに相手が消すメール」
こんな件名のメールが届きました。件名:「真理子 昨日の件」
毎日山のようなスパムメールが届きませんか?
このメールもその一つだなと思い、迷わずメールのごみ箱へ入れました。
きちんと件名をつけていますか。ひょっとしたらあなたのメールはゴミ箱へ直行しているかもしれません。 |
ごみ箱に入れた後、
「待て待て、昨日のセミナーで名刺交換したあの女性の名前ってなんと言ったけ?確か下の名前が真理子じゃなかったかなあ?」
と思い直し、ごみ箱のメールを開いてみると
案の定、セミナーで会ったお礼メールでした。それにしてもまぎらわしい件名です。
毎日、山のようなスパムメールが届きます。出す側は少しでも開封させようと、いかにもビジネスで使うような件名をつけて送りつけてきます。
▼最近届くスパムメールの件名です(集めてみました)
・お疲れ様です
・ご無沙汰しております
・遅くなりました
・先日メールした件です
・覚えていますか
・添付メールをわたしに送ってきました?
・確認をお願いします
・お待たせしました
・お元気ですか
・アドレス変えました
・詳細
・お世話になっています
・ご連絡させていただきました
・返信をお願いします
こんな件名をつけていると相手はいきなりごみ箱にいれるか、メッセージルールで自動廃棄する指定をしている可能性があります。
メールは相手に届きますが、捨てられてしまい、届かないのと同じことになってしまいます。
【ワンポイントアドバイス】
相手にスパムメールと思われない件名をつける。
例えば『水谷哲也です。セミナーでの御礼』と自分の名前や会社名を件名に入れるような工夫が必要。