■分譲価格が安くなったと言うけれど
地価の下落により分譲マンションの販売価格は安くなったと言われて久しいですが、はたして本当なのでしょうか?過去のデータを見てみましょう。

<首都圏新築マンション戸当り年間平均価格>
西暦(和暦)平均価格(万円)西暦(和暦)平均価格(万円)
1973(昭和48)年1,1711988(昭和63)年4,753
1974(昭和49)年1,6571989(平成元)年5,403
1975(昭和50)年1,5301990(平成02)年6,123
1976(昭和51)年1,6301991(平成03)年5,900
1977(昭和52)年1,6401992(平成04)年5,066
1978(昭和53)年1,7121993(平成05)年4,488
1979(昭和54)年1,9981994(平成06)年4,410
1980(昭和55)年2,4791995(平成07)年4,148
1981(昭和56)年2,6161996(平成08)年4,228
1982(昭和57)年2,5781997(平成09)年4,374
1983(昭和58)年2,5571998(平成10)年4,168
1984(昭和59)年2,5621999(平成11)年4,118
1985(昭和60)年2,6832000(平成12)年4,021
1986(昭和61)年2,7582001(平成13)年3,995
1987(昭和62)年3,5792002(平成14)年4,003
【出展】不動産経済研究所

平成14年の平均価格4003万円は1987~88年の水準に等しく、バブル時と比較すれば分譲価格が下がっているのは明白ですが、別の見方をすれば80年代後半の水準に“戻った”とも分析できます。実際には物価上昇や専有面積の拡大など単純に比較するのは難しい側面もありますが、ピーク時(1990年)から約35%下落しています。