運動指導のニーズも高まっている
平成20年5月1日までに12,819名が登録し、取得者の半数以上がスポーツクラブや健康増進施設、保健センター、病院、介護・福祉施設などで運動指導を行っています。スポーツ栄養士の活動やスポーツインストラクターなど、フリーランスの活動に生かしている人もいます。記事「特定保健指導で求められる管理栄養士は?」でご紹介しましたが、特定保健指導では対象者にあわせた運動のアドバイスも求められています。メタボリックシンドローム・生活習慣病の予防、介護予防の観点からも運動指導のニーズは高まっています。
また記事「学生にも人気!スポーツ栄養士になるには?」でご紹介したように、スポーツ栄養士として活躍中の人の多くも、管理栄養士とダブルで取得している資格。将来的にスポーツ栄養業界で仕事をしたい人も、要チェックの資格だと思います。
(財)健康・体力づくり事業財団では、特定保健指導で運動指導を担当する人のための講習会も行っているので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
健康運動指導士資格情報
特定保健指導で運動指導を担当する人のための研修を受けると、財団が認定しているもう1つの資格「健康運動実践指導者」の受験資格が得られる。 |
試験の実施:年2回。
会場:東京、大阪、愛知、福岡、仙台。回によって異なります。
試験対象者:講習会で単位を修了した者、および課程を修了した者。
試験内容:講習会カリキュラム120単位に沿って出題されます。
第110回健康運動指導士認定試験合格率:50.7%
■受講資格
- 管理栄養士、保健師
- 4年制体育系大学卒業者(見込み含む)
- 看護師、理学療法士、作業療法士または臨床検査技師の資格を有し、4年制大学卒業者または資格取得後1年以上の運動指導経験者
- 栄養士、准看護師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師または柔道整復師の資格を有し、4年制大学卒業者または資格取得後2年以上運動指導に従事した経験者
- 体育系短期大学または体育系専修学校(2年制)卒業者で、卒業後2年以上運動指導に従事した経験のある者
- 2以外の大学(4年制)または体育系専修学校(1年生)の卒業者で、卒業後3年以上運動指導に従事した経験のある者
- 健康運動実践指導者の称号を有し、称号取得後1年以上運動指導に従事した経験のある者
- その他、1~7までの同等以上に能力があると認められる者、特定施設実務経験者
■お問い合わせ先
財団法人 健康・体力づくり事業財団 サイト
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