記事「人気の食スタイル マクロビオティック!」では、身体と環境は同じものという意味の「身土不二」や、食べ物を全体的に食べようという「一物全体」についてご紹介しました。前回に引き続き、マクロビオティックの特徴についてご紹介します。

マクロビオティックの食事の特徴、「陰と陽」

マクロビオティック
「陰と陽」があらわす概念は栄養学とは異なるものですが、参考になる部分もあると思います。
東洋には古くから、「陰と陽」のエネルギーによって物事は構成されている、という考え方があります。例えば冬は「陰性」で夏は「陽性」。食べ物でいうと、鍋物は「陽性」でカキ氷は「陰性」となります。寒い冬に体が冷えているときには「陽性」のあたたかい食べ物がおいしいと感じ、暑い夏には冷たい「陰性」の食べ物がおいしく感じるのは、相反する「陰と陽」のエネルギーによるもの。この「陰と陽」は相対的なものなので、比較する物事によって、同じ物でも「陰性」となるときと「陽性」になるときがあります。

現代生活では夏場にクーラーがきいた中に長時間いることで体が冷えすぎてしまうことも多くあります。そこでさらに冷たい食べ物や飲み物をとりすぎれば、体調に影響を及ぼす場合もあります。暑い場所にいるときに、冷たい食べものを食べて身体が楽になることもあるでしょう。

陰陽論を応用すると、生野菜は「陰性」でも、熱を加えて調理すると「陽性」にすることができます。「陰と陽」のどちらかに偏ることなく、気候や体調に合わせて食べものと調理法を工夫し、バランスをとることが大切だとされています。

次のページでは、マクロビオティックの特徴、歯の構成から考える食についてご紹介します!