大学卒の学歴を得るには?
社会人になってからの「学び」を楽しむ人が増えている |
大学入学資格としては、高等学校卒業者や高等学校卒業程度認定試験(旧大検)合格者などの他、大学における個別入学資格審査で認められた人などがある。詳細は文部科学省が「大学・大学院入学資格について」のページで詳しく説明しているので、参照して欲しい。
文部科学省
大学・大学院入学資格について
なお、18歳から94歳までの学生が在籍している京都造形芸術大学通信教育課程は、高校を卒業していない人であっても満30歳以上の方を対象に独自の特修生制度により入学の門戸を開いている。(余談だが、この大学のホームページは美しい)
短大卒や高専卒、専修学校修了者は大学編入が可能
すでに短期大学や高等専門学校を卒業している人であれば、大学2年次あるいは3年次への編入試験を受験することが可能だ。なお専修学校専門課程修了者(修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上)も編入対象として認められるようになった。編入が認められれば、短期間で大学卒の資格が得られ、また学費も節約できるというメリットがある。
なお短大卒や高専卒者などが、大学に進まずに大学院進学する方法もあるが、ここでは「大学」を目指すことに特化して話を進めたい。
ちなみに短大卒や高専卒者、大学中退者などが、大学に入学せずに科目等履修生等を経て大学評価・学位授与機構で大学卒と同等とみなされる「学士」の学位を取得することが可能だが、これはあくまでも学位であって、大学卒とイコールではないので注意。
【参考記事】
・大学を卒業せずに学士を取る方法
・専門卒からの大学院受験は可能?
・大学卒業までにかかる年数→次のページへ