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小論文対策(3) 小論文上達のコツ(実践編)(2ページ目)

対策を練った人とそうでない人では、合否を分けるほど、差が出るという小論文。今からすぐ実践できる小論文上達のコツを伝授。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

過去問を入手せよ!


大学入試には、その大学ごとに様々な傾向がある。過去問題を入手して傾向を知り、対策を練るのも有効な小論文対策の一つだ。過去問題は、各大学がインターネット上で公開していたり、印刷物として配布していることもあるので、志望大学の入試課に問い合わせてみよう。


小論文の書き方解説サイトで練習!

朝日新聞の高校生向けの小論文対策サイトでは、出題例→解答作成のツボ→出題のねらい→解答までの考え方→解答例と段階を追って説明している。どのように展開していけばよいのか、出題者が解答者に要求しているポイントなど、詳しく解説されているので試しに練習してみよう。


専門家の指導を受けた方がいいワケ

小論文上達のコツとして小論文指導ゼミナール白藍塾の樋口裕一氏は、予備校や塾など専門家の小論文指導を受けることをすすめている。

対策本などで小論文の書き方をマスターしたとしても、自分が実際に書いた小論文が合格ラインに達しているかそうでないかは、誰かに読んでもらわなければなかなか判断できるものではない。

小論文添削の専門家によると、指導を受けていない受験生の小論文は、課題に対して感想を述べただけの作文や、論点そのものがあやふやな小論文などに偏りがちだという。しかし、専門家の添削を数回受けると、抜群に良い小論文が書けるようになるそうだ。

最低でも2回~3回程度は、大学の先生や専門家に添削してもらい、自分が書いた文章のどこがいけないのか、どうしたらいいのか、を確認してから入試に臨みたい。


【小論文対策シリーズ】
・小論文対策(1)小論文とは何か?
・小論文対策(2)樋口式小論文の書き方
・小論文対策(3)小論文上達のコツ

【面接対策】
・スーツ?それとも普段着? 【社会人入試】面接の服装

【志望理由書対策】
・合格する志望理由書の書き方(前編)
・合格する志望理由書の書き方(後編)
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