「小論文」とは何か?

社会人入試で必ずと言っていいほど出題される「小論文」。「小論文」と聞いて、「私は作文が得意だから大丈夫」と思っている人や、「昔から作文が苦手だったから…」と二の足を踏んでいる人は多いだろう。

しかし、小論文は作文とは違う。それでは小論文とは何だろうか?

ベストセラー「頭がいい人、悪い人の話し方」の著者であり、20年以上小論文指導を行ってきた小論文指導ゼミナール白藍塾樋口裕一氏は、

「小論文とは、ある命題に対して、イエスかノーかを答えるものだ」

と言っている。

何らかの形で問題提起し、それについて根拠を示し、いいか悪いか(イエス/ノー)で論理的に答え(論じ)、読み手を説得させるということだ。作文に求められる書き手の感性豊かな言い回しなどは不要で、いかに説得力ある文章を書けるかどうか、が小論文では重視される。

よい小論文とは何か

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まるまる使える入試小論文新装改訂版(\1,155税込)桐原書店
合否を分けるとも言われる小論文だが、どういったものを書けば合格レベルと呼べるのだろうか?著書「まるまる使える入試小論文」の中で樋口氏は次のように書いている。

「よい小論文とは以下の三点を満たしたものだと言ってよいだろう。

1. イエスかノーかの結論がはっきり下されている
2. イエスかノーかの理由に説得力がある
3. 人の気づかないような深みにまで踏み込んで判断を下している

(「まるまる使える入試小論文」p.13より)」


どのような小論文が評価されるのかは、下記「クマでも分かる!小論文講座」が分かりやすいので参考にしてほしい。


「樋口式4部構成の型」で書け!

実際、小論を書き始めようとすると、どのように展開していくべきか案外難しいものだ。樋口氏は、「小論文には型がある!」と題し、論理的な小論文を書くには、樋口式4部構成の型を使うとよい、とすすめている。4部構成といっても、私たちが作文を書くときに習った起承転結ではなく、次のようなものだ。

【第1部】問題提起
【第2部】意見提示
【第3部】展開
【第4部】結論

この決まった型を用い、それぞれの部分を一つの段落で書いて4つの段落にする。慣れてきたら、この型をベースに、いくつかの段落に分けて書くといいそうだ。この4部構成の詳しい書き方は(2)樋口式小論文の書き方で紹介しています。




【小論文対策】
・小論文対策(1)小論文とは何か?
・小論文対策(2)樋口式小論文の書き方
・小論文対策(3)小論文上達のコツ(実践編)
・志望理由を小論文形式で書くには?

【予備校・指導塾】
・小論文指導ゼミナール白藍塾


【面接対策】
・スーツ?それとも普段着? 【社会人入試】面接の服装


【志望理由書対策】
・合格する志望理由書の書き方(前編)
・合格する志望理由書の書き方(後編)
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