社会人の大学・大学院/社会人の大学・大学院受験対策

【読者相談】志望理由を小論文で書くには?

与えられた課題を小論文、志望理由書、研究計画書のうち、どの形式で書けばいいのか?という読者からの相談にガイドが答えました。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

image
募集要項、提出書類は念入りに確認しよう。
【読者からの質問】
(20代男性会社員)「今年大学院を受験予定です。出願書類として小論文があり、テーマは『本学において取り組みたい研究分野・課題について』です。また希望する講座や取り組みたいテーマがあれば記入するとあります。


志望理由書の書き方を参考にして書き始めたのですが、改めて募集要項を読んでいると疑問が生じました。この課題は、小論文の形式か、志望理由書か、または研究計画書として書けばよいのかということです。 大変お忙しいかと思いますが、少しのアドバイスでもよいのでお願い致します。」

小論文、志望理由書、研究計画書はそれぞれ違う!

相談者は出願時に提出する書類について悩んでいるという。まず最初に、小論文、志望理由書、研究計画書について簡単に説明しよう。

小論文:課題に対して、自分の考えを論理立てて説明し、読み手を説得するもの。論理展開の基本構造パターンがある。

志望理由書:志望理由を書くもの。どうしてその大学で学びたいのか?何を学びたいのか?修了後のキャリアプランなどを説明する。

研究計画書:研究テーマ、テーマと自分との関わり、研究方法、学習計画、参考文献などをまとめたもの。大学院受験の際、出願書類として提出を求められることが多い。


これらの書類は大学からの指定がない限り、決められた用紙や字数はないが、それぞれ書き方のパターンやルールがある。これはまた別の機会に説明する。

→「小論文で志望理由?」「結論」次のページへ
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます