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【インタビュー】 MBA留学 36歳会社員の場合(3ページ目)

「とにかくMBA留学したかった!」9年間の社会人経験を経て、国際ビジネスマネジメントの修士号に挑戦!華々しいキャリアの裏には、自分で決めたことを実現させるためのハードな勉強と努力があった。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

仕事を辞めて学生になられたわけですが、実際どうですか?

良かったこと
大学院で『彼女』に出会えたことです!

つらいこと
MBAコースでは、3人~5人でグループを作り、Team Workをしていくのですが、みな同じ学生でボスがいないため、役割分担やチームコントロールがとにかく難しい。

意外だった点
もちろん素晴らしい教授が多いのですが、やはり中には質の悪い教授もいます。その人の授業がひどいにもかかわらず、学生達が何も言わないことです。



【ワシレフさんの学生生活】

7:00 起床
8:00~12:50 授業
昼食
14:00~18:00 授業
夕食(夕食時にグループメンバーでディスカッションなどをすることも)
20:00~真夜中 グループメンバーとのディスカッション、課題など
就寝

なお、金・土・日は授業はないものの、実際はグループメンバーとのミーティングや宿題、研究などで全てつぶれてしまうそうです。
「遊ぶ時間はほとんどないけど1年間という限られた時間の中でマネジメントを学ぶ以上、この生活は当然」とワシレフさんは楽しそうに言います。

ちなみにルームメイトは、26歳のイタリア人。ワシレフさんとの年齢差は9歳ですが、年齢など気にならない程、気が合う相手だそうです。

大学院の授業は期待通りでしたか?


はい。質の高い教授の授業や学生に対する態度には本当に満足です。大学院の授業もほぼ期待通りでした。
気になるのは学食の味がイマイチなことぐらい(笑)。

現在勉強していることを、今後はどのように生かしていきたいですか?

私はもともとエンジニアで現在は国際マネジメントを学んでいますが、専攻や分野にとらわれず、Global Companyで仕事をしていきたいです。今興味があるのは、人材と仕事を結びつけるような人材開発の仕事。会社の人事部というのではなく、もっとGlobalに仕事や人々をリクルートする仕事ですね。

最後にひとこと!

Make sure what you really want!  Then do it!
(自分が本当に何をやりたいのかを知ろう。そうしたらそれをやるだけ!)


(あとがき)
ブルガリア出身のワシレフさんですが、中国語、日本語、英語を自在に操るその裏には、とにかく努力、努力、努力がありました。語学のハンデを乗り越えてのMBAコース挑戦。こういった努力がワシレフさんの自信にもつながっているようです。機会があれば、また日本に来るかもしれない、とのこと。色々な国での経験を生かし、どんな仕事を展開していくのか、ワシレフさんの活躍がとても楽しみです。


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