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今こそ学歴大改造! 高専、短大卒からの大学院受験(3ページ目)

学校校教育法施行規則改正により、1999年より大学院への入学資格が緩和され、短大、高専、専修学校、各種学校卒業者でも大学院入学が可能になったのだ。

西島 美保

執筆者:西島 美保

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高卒からいきなりDr.へ!

例えば信州大学大学院(研究科)は募集要項の規定をかなり弾力的に運用している。なんと高卒で博士後期課程に入学した人もいるらしい。この人は、高校卒業後、企業の技術部に勤務し、研究実績や技術開発。これが「大学を卒業した者と同等以上の学力がある」と認められ、博士後期課程(Dr課程)に入学が許可され、「学部,修士を飛び越えた,Drへの3段跳び」と話題になったそう。

例外となる事前資格審査免除

立命館大学大学院の大学院入学資格の弾力化によると、『教育職員免許法による養護教諭の専修免許状又は1種免許状を有する者で22歳に達した者に、大学院への入学資格を認める。【「大学院及び大学の専攻科の入学に関し大学を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者の指定」(昭和28年文部省告示第5号)の一部改正による】』(立命館大学大学院ホームページ:大学院入学資格の弾力化より一部抜粋)とあり、この基準を満たしていれば事前資格審査は免除になるという。これにより受験資格を有する人は多いのではないだろうか?

さあ、大学院の門は広く開かれている。今から始めれば情報収集や、問い合わせ、そして必要書類の準備も余裕を持って作成できるはず。まずは資料請求だ!

(各学校によって色々違ってくるので、必ずご自分で学校に問合せをして下さいね。)

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