■2003年は「感情表出」の年
2002年は個人としてのブランド意識が芽生えた年でした。
2003年は、そうした人々同士が「感情表出」しあった年だったように思えます。
阪神タイガースや踊る大捜査線に、多くの人が叫びました。
六本木ヒルズやテーマパーク、都市型温泉&リゾート、新・三種の神器で「五感の感情」に包まれました。
プチゴージャスは、豊かな感情表出を日常まで引き寄せました。
レトロでは奥深い感情表出がありました。
マニフェスト選挙を通じて、中身のない声の大きさよりも、本気で日本を良くしたい想いの密度とその表出が問われました。
そして「なんでだろう?」「ゲッツ!」「へぇ~」と何回感情表出しましたか?
11月頃から政府の月例経済報告でも「景気が持ち直している」との活字が目立つようになってきました。
2004年、個々人の感情表出が「次代を拓く胎動」につながることを期待したいものです。
本年のコラムはこれで最後です。ありがとうございました。
また来年お会いしましょう。皆様よいお年を。
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