● 企業活動におけるマーケティングとは?
企業活動におけるマーケティングは「誰に何をしてあげれば、喜ばれるか?」を実践し“その結果もたらされる収益”までを考えることとなります。
ともすると、私たちは売上や収益が目標に掲げられると、つい目の前の“収益”に着目し、“顧客の心を動かす”ことを忘れがちになります。
そういった意味では、マーケティングを通じて、究極の人間性を試されるのかもしれません。
● マーケティングを支える3つの要素
「誰に何をすることで喜ばれ、その結果、収益をあげるか?」
そのことをひたすら考え、実践することが、企業活動におけるマーケティングとなります。
企業活動において人の心を動かす価値を創造・提供するためには、以下の3つの要素を踏まえている必要があります。
1.心を動かしたい人を特定し、その人のような気持ちになる
2.心を動かしたい人は何をすれば、幸せになるかを考える(提供すべき価値)
3.その結果、どのように収益が上がるかを考える
心を動かしたい人は、顧客だけとは限りません。従業員の福利厚生を考える場合は、当然従業員ですし、IRを考えるのであれば、株主ということになります。
上記1~3を親身かつ緻密に考えた上で、顧客への価値提供プロセスを設計し、実行することで、企業活動における「人の心を動かす価値」は創造・提供されるのです。
そして最近、マーケティングは「感動哲学」の領域に達した。と実感しています。
人の心を動かす価値を創り出すのは、大きく分けて5つの力ではないか?とも思い始めました。
関連リンク:マーケティングとは?
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