テクノロジー恐怖症の強み
松永氏は自称「テクノロジー恐怖症」という。リクルートからNTTドコモに移るまで、インターネットを使ったことはなく、携帯電話も持っていなかったそうだ。しかしビジネス面での洞察力は高い。消費者が本当に欲しがっているものを敏感に感じ取っている。時代の風を読んでいるのだ。顧客が本当に気にしているのはその技術が何を提供してくれるかであって、技術がどのように機能するかではないという。彼女が得意とするのは、創造力あふれた人々を集め、アイデアをかたちにしていくこと。
このような中、目の前の人を変えていくには、自分が一番変わることだと気づいたそうだ。必死でやっていれば男女の差なんて関係ない、必死にやる気持ちは相手に伝わる。そうなれば人は手を差し伸べてくれるという。
新たなWebサービスの期待
2000年、3年間の契約期間を終えてNTTドコモを退職し独立。その後、イー・ウーマン社のウェブサイトの立ち上げに協力。 2002年からバンダイの社外取締役になっている。2001年には、サンフランシスコ・ウィメン・オン・ザ・ウェブから、「ウェブ上でもっとも重要な女性25人」に選ばれた。これからも新たなコンセプトでのWebサービスの出現が期待される。
<関連リンク集>
ビジネスプラン
http://allabout.co.jp/career/invention/
アイデアの発想法
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