マーケティング/マーケティング事例

通勤電車で私を襲った恥かしい出来事とは?(2ページ目)

ある朝の通勤電車で私に災難が降りかかった。果たしてその災難とは?そして、その災難から私が得たマーケティング的な教訓とは?笑いと涙に溢れる感動のノンフィクションです!(一部脚色あり(笑))

安部 徹也

執筆者:安部 徹也

マーケティング戦略を学ぶガイド

突如、私を襲った恥かしい出来事

若い女性はちょっと恥らいながら、私に近づきこう告げた。


「あのー、これ女性専用車両なんですけど・・・」


(がび~~~ん!)そう、私は女性専用車両に乗っていたのだ!

「大丈夫です。次の駅で乗り換えれば。」と優しい言葉をかけてくれるその女性に対して「すみません。」と一言残し、発車案内が流れるホームをひた走って隣の車両に駆け込む。

滑り込みセ~フ。

あー、恥ずかしかった・・・

と、普通の人ならここでお笑いネタとして話が終わるかもしれない。ただ、マーケティングのプロフェッショナルを自認する私は転んでもただでは起きない。そう、いくらつまずいても地面からビジネスネタを探し出して、何もなかったかのように起き上がるのだ!(笑)

通勤電車で女性から告げられた一言から思いついたマーケティングアイデアとは?
通勤電車で女性から告げられた一言から思いついたマーケティングアイデアとは?
私はそんな恥ずかしい体験の中から考えた。あの車両は女性専用だから女性しか乗ってないわけだろう。そうすると車内広告も女性専用にすれば効果が格段に向上するんじゃないだろうか?女性車両に週刊○○みたいなオヤジ雑誌の広告を貼っても効果がないだろう。それよりも、女性が興味を抱くファッションやグルメの中刷り広告や、今では電車内に液晶テレビまでついているから女性が興味を持ちそうなCM番組を流すなど、広告も女性専用にすると確実に効果アップに繋がるに違いない。

大体、女性専用車両では女性のみというセグメンテーションとターゲティングができているのだから広告主も依頼しやすいことだろう。

さあ、佳境に迫ったこの物語の落ちは一体?そして、実はまだまだある通勤電車のマーケティングアイデアとは?次ページへお進み下さい!
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